ちょき

 11/19(土)和歌山先行公開

 12/3(土)渋谷HUMAXシネマ

NEWS

INTRODUCTION

今作は2015年12月、和歌山市内で撮影された作品。
物語の舞台、主人公・直人の美容室はわかやまじゃんじゃん横丁。さらに和歌浦天満宮、マリーナシティ、和歌山盲学校など全て和歌山市内で撮影。これは監督・脚本の金井純一が実際に和歌山市内を訪れ、そこで触れ合った町や人に触発され、書き下ろしたオリジナルストーリーのため。
映画本編に流れるあたたかさや優しさは和歌山弁と和歌山の魅力から成るもの。金井監督からは「和歌山市のロケーションとしての魅力はもちろんのこと、撮影に協力してくださった和歌山市民の方たちの魅力も、この映画の中にしっかりと刻まれています。和歌山市でしか撮れなかった、あたたかい、愛のある映画ですので、ご期待ください」とメッセージが届いた。

盲目の少女・瀬戸サキ役という難役に抜擢されたのは増田璃子。金井監督とは短編「転校生」でタッグを組み国内外で高い評価を得て今作に至った。その独特な眼差しの表情と長編映画初主演とは思えない演技で、儚くも力強いサキを演じる。
そのサキを優しく受けとめながらも、自身に深い葛藤を抱える美容師・波多野直人役を演じた吉沢悠。微細な感情の表現を求められる役を見事に演じきり、「ちょき」に新たな魅力を生み出した。
またサキの親友で、弱視の河合あかね役の藤井武美。直人の妻で、書道教室でサキに書道を教えていた京子役の広澤草。京子の母親で、直人に対して葛藤を抱く尾崎一枝役の和泉ちぬ。直人が営む美容室HATANOの常連でスナックのママ、直人の理解者・江川舞役の芳本美代子。直人の古くからの常連客でコーヒーとレコード好きの宮本昭夫役の小松政夫、と個性的かつ実力派俳優が脇を固めている。

音楽・主題歌はおおはた雄一が担当。監督リクエストによる全編書きおろしのギターの音色がストーリーにそっと寄り添い、主題歌「風の声を聴いた日に」はふたりを見守るような優しい歌声、詩で映画を締めくくっている。
メイン写真は川島小鳥が担当。台本を読んで現場入りし、そのインスピレーションからサキと直人が醸し出す、優しくも切ない雰囲気を独特の風合いで切り取った写真になっている。ロケ地・和歌山の街と人の魅力、そして金井監督が書き上げたオリジナルストーリーに幾重にも重なり、映画「ちょき」が誕生した。

STORY

小さな街の小さな美容室。
盲目の少女と美容師のおじさんの、
ていねいで、いとおしい、小さな恋の話。

自然豊かな和歌山市の商店街にある美容室“HATANO”。
レコードとコーヒーが好きな波多野直人(吉沢悠)は美容師を、妻・京子(広澤草)は美容室の二階で書道教室をしていた。
7歳の瀬戸サキは、その書道教室に通っていた問題児だが、京子はサキを自分の娘のように可愛がっていた。
直人と京子の間に子供はいなかった。
時は経ち十年後、一本の電話がかかってくる。それは十年前のある事件以来会っていなかったサキ(増田璃子)だった。彼女は視力を完全に失っていた。直人も最愛の妻・京子を五年前に亡くしていた。
空白の十年間に何があったのか。
サキの想いを知り、直人はある大きな決意をする・・・。

CAST

  • 増田璃子

    増田璃子 Masuda Riko

    1996年12月26日生まれ、埼玉県出身。
    主な出演作に『わたしたちがうたうとき』(11)、『転校生』(12)、『流れ星が消えないうちに』(15)など。 『ちょき』が長編映画初主演作となる。

  • 吉沢悠

    吉沢悠 Yoshizawa Hisashi

    1978年8月30日生まれ、東京都出身。98年に俳優デビュー。主な出演作に『星に願いを。』(03)、『Believer』(04)、『逃亡くそたわけ 21才の夏』(07)、『孤高のメス』(10)、『道〜白磁の人〜』(12)、『アイアムアヒーロー』(16)、『種まく旅人〜夢のつぎ木〜』(16年10月22日岡山県先行公開。11月全国公開予定)『トマトのしずく』(17年1月14日渋谷シネパレスほか全国順次公開予定) など。

  • 藤井武美

    藤井武美 Fujii Takemi

    1994年12月5日生まれ。東京都出身。
    11年、ドラマ『高校生レストラン』(NTV)でデビュー。12年、映画『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督)、映画『悪の教典』(三池崇史監督)などに出演。13年には、オムニバス短編映画『東京シャッターガール「夢路、お前無茶すんなぁ!」』に主演。15年、『向日葵の丘 1983年・夏』(太田隆文カントク)また、約1万人の中からヒロインに抜擢された映画『風の色』(クァク・ジェヨン監督)が2017年公開予定。

  • 和泉ちぬ

    和泉ちぬ Izumi Chinu

    奈良県出身。
    芸名の名付け親は、師匠の森繁久彌。
    ドラマ・映画・ラジオ・舞台・バラエティと幅広く、幼稚園児から女性大臣、妖怪老婆まで多彩に演じるカメレオン女優。最近の作品としては、金曜ナイトドラマ『民王スペシャル』(EX)、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)などがある。 和泉主宰の演劇ユニット黒鯛プロデュースは、今年で14回目の公演を数え、パワフルでハートフルな舞台を毎回届けている。

  • 広澤草

    広澤草 HIrosawa So

    1979年生まれ。映画やドラマ、舞台と幅広く活躍。近年の出演作にドラマ「タイムスパイラル」(NHKBS)、「花嫁のれん4」(東海テレビ)、「全力離婚相談」(NHK)のほか、映画では『雨時々晴れ』(イ・ユンソク監督)、『トイレのピエタ』(松永大司監督)、『つむぐもの』(犬童一利監督)。公開待機作が『少女』(三島有紀子監督)、『ママ、ごはんまだ』(白羽弥仁監督)、『トマトのしずく』(榊英雄監督)、『風の色』(クァク・ジェヨン監督)、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(滝田洋二郎監督)と多数ある。

  • 芳本美代子

    芳本美代子 Yoshimoto Miyoko

    1985年『白いバスケット・シューズ』でアイドルデビュー、その後女優・タレントに転身し1990年に出演したミュージカル『阿国』(OKUNI)にてその演技力が認められ第28回ゴールデンアロー賞演劇新人賞を受賞。その後、映画・ドラマ・舞台・バラエティと多岐にわたり活躍中。主な出演作品は映画『FRIED DRAGON FISH』(岩井俊二監督)、『TRICK』(堤幸彦監督)、『MAYAKASI』-主演-(松井哲也監督)、『ゆずの葉ゆれて』(神園浩司監督)、ドラマ『海猿』フジ系、『花燃ゆ』NHK大河、『相棒』テレ朝系、『クロスロード』NHK、舞台『阿国』(栗山民也演出)、『スウィーニー・トッド』(宮本亜門演出)、『髑髏城の七人』(いのうえひでのり演出)、『堕落美人』(竹重洋平演出)

  • 小松政夫

    小松政夫 Komatsu Masao

    植木等の付人を経て日本テレビ系列の「シャボン玉ホリデー」でデビュー。1960年代 クレージーキャッツとの共演など、テレビ歌謡バラエティ全盛時で活躍。1970年代 軽演劇出身の伊東四朗との掛け合いによるコント系バラエティを中心とした笑い、1980年代 タモリや団しん也、イッセー尾形など、ピン芸人達との交流でつちかったサブカルチャーの要素が入った、一風洒落た感じの笑いでお茶の間を賑わせた。1990年代以降は、数多くのドラマや映画に出演し俳優としての才能も発揮。2011年6月20日 社団法人 日本喜劇人協会10代目新会長に選出される。2014年、芸能生活51周年を迎え、「小松政夫一座」を旗揚げ。日本を代表する喜劇人として舞台、テレビ、ドラマ、映画に出演し活躍を続けている。

STAFF

  • 金井純一

    脚本・監督 金井純一 Kanai Junichi

    大学在学中より、ドキュメンタリー作品をはじめとした映像作品を制作。
    2012年短編「転校生」が札幌国際短編映画祭にて最優秀監督賞、最優秀国内監督賞の2冠を達成。国内外で高い評価を得る。2013年11月「ゆるせない、逢いたい」で劇場長編映画デビューを飾る。他CMやwebムービーなど多くを手掛ける、映画界期待の若手監督。今作もオリジナル脚本を書き上げた。新鋭若手監督。

  • おおはた雄一

    音楽・主題歌 おおはた雄一

    1975年茨城県生まれ。シンガー・ソングライター、ギタリスト。
    2004年1stアルバムを発表。現在までにオリジナルアルバム7枚のほか、カバー集、ギターインスト集など合わせ、13枚のアルバムを発表している。代表曲「おだやかな暮らし」は、多くのアーティストにカバーされる。楽曲提供(湯川潮音、畠山美由紀etc)、アルバム参加は100作以上にのぼり、映画・CM音楽、ナレーション等活動は幅広い。ライブでは、芳垣安洋(dr)・伊賀航(B)とのトリオや、坂本美雨とのユニット「おお雨」、福岡晃子(チャットモンチー)とのユニット「くもゆき」などでも活動。2015年、2年半ぶりにオリジナルアルバム「夜の歌が聴こえる」をリリースした。

メイン写真 川島小鳥

写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。写真集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)など。
第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。

MOVIE

原案:7daysfilms/エグゼクティブプロデューサー:前田和紀/プロデューサー:加藤伸崇/アソシエイトプロデューサー:志賀弘明 村田徹/撮影:古屋幸一/照明:加藤大輝/録音:岩間翼/美術:大藤邦康/音響効果:武田拓也/ヘアメイク:佐々木愛/スタイリスト:工藤唯/編集:金井純一/劇中歌:waybee/助監督:近藤有希/制作担当:松川浩/ラインプロデューサー:古賀奏一郎/撮影協力:わかやまじゃんじゃん横丁 青空とんび 和歌山県立和歌山盲学校 和歌浦天満宮 和歌山マリーナシティ 他/題字:松村博峰/助成:和歌山市ロケ誘致支援補助金/制作プロダクション:SDP/制作協力:SS工房/配給・宣伝:SDP/製作:「ちょき」フィルムパートナーズ(2016年/カラー/アメリカンビスタ/DCP5.1ch/98分)choki-movie.com ©2016「ちょき」フィルムパートナーズ