動画編集を始めようとしているけど、どんなソフトがあるのかな?
有料と無料のソフトがあるけど、どれを使ったらいいのか分からない。
そんな悩みを解決します。
本記事ではDaVinci Resolveの特徴や、有料版と無料版の違いについて解説していきます。
この記事を読むことで、動画編集ソフト選びの悩みを解決することができますよ。
DaVinci Resolveとは
DaVinci Resolveとは、オーストラリアにある総合映像機器メーカーのBlackmagic Design社が提供している動画編集ソフトです。
基礎的な動画編集の他に、カラーグレーディングや音声編集も可能で、このソフト1つで映像編集が通しで行えます。
また、カラーグレーディングに強い編集ソフトとしても有名です。
Premiere ProやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトが世界的なシェアを誇りますが、DaVinci Resolveを好んで使用しているクリエイターもいます。
それだけ優れた機能があるということですね。
また、有料版と無料版がある為、試しに使ってみたいという方やソフトにお金をかけたくないという方にもおすすめのソフトです。
DaVinci Resolveの機能
DaVinci Resolveの機能については、無料版でさえ「これが無料ソフト!?」というほど機能が充実しています。
元々はカラーグレーディングに偏ったソフトでしたが、数々のアップデートを重ね、現在では一通りの編集作業ができるようになりました。
各動画編集ソフトによって使える機能は異なりますが、DaVinci Resolveでは殆どの機能が無料で使えることも嬉しい点です。
代表的な機能として、下記の機能が挙げられます。
- カット
- エディット
- カラーグレーディング
- Fairlight
- デリバー(書き出し)
カット
カットページでは、基本的な映像の編集作業ができます。
素材の読み込みからカット編集、トランジションの追加等の作業を行うことが可能です。
他の編集ソフトにも基本的に搭載されている機能ではありますが、DaVinci Resolveの編集画面はシンプルなので効率的に作業を行うことができます。
エディット
エディットは上記の編集作業よりも、より細かな設定ができる機能です。
タイムライン上でクリップを編集することができ、順序の入れ替えやテロップやタイトルの追加など、細かな編集作業を行います。
カラーグレーディング
このカラーグレーディングの機能が、DaVinci Resolveの最も優れた機能であると言われています。
映像の色味やトーンを合わせたり、繋げた映像の前後の色味の調整などのグレーディング作業をすることができます。
DaVinci Resolveは元々カラーグレーディングに特化したソフトだっただけあって、カラーに関する機能が充実しているソフトです。
Fairlight
Fairlight機能は、オーディオに関する編集作業です。
BGMや音声の音量調整を行ったり、ミキシングを行ったりすることができます。
一部拡張機能もあるようですが、初期から搭載されている機能で、不自由なく編集作業することができるでしょう。
デリバー(書き出し)
ファイルの書き出し作業は、このデリバーで行います。
DaVinci Resolveの書き出し機能では、ファイル形式やファイルサイズを指定して書き出すことができる為、YouTubeやSNSにアップロードする際にも便利です。
各メディアに対応したファイル形式に変換して書き出すことができる為、使い勝手がいい機能です。
DaVinci Resolveの特徴
DaVinci Resolveの最大の特徴は、ハリウッドでも支持されるほど本格的なカラーコレクションにあります。
実際、8割ものハリウッド作品が何かしらの形でDaVinci Resolveを利用しているというアンケートもあったほど知名度が高いソフトです。
カラーコレクションとは、色彩の色補正作業のことを指します。
色味を変えることで映像に変化を持たせたり、色味を揃えて映像に統一感を出したりと、映像の表現には不可欠な機能です。
4K映像のカラーグレーディングができるほど高性能な機能を備えており、顔の部位ごとに色味を調整できるなど、細部にこだわった編集作業をすることができます。
しかし、高性能な機能を快適に使用するにはある程度高スペックのPCを使用する必要があります。
高度な編集になればなるほど動作が重くなるので、4K映像の編集をする際などはPCのスペックに注意しましょう。
DaVinci Resolveをおすすめする理由
機能の項目で触れたように、カラーグレーディングが優れていることがこのソフトの1番の特徴です。
また、操作面にも着目すると、シーンがいくつも切り替わるようなVlog系の動画やミュージックビデオなどの映像制作に向いているソフトです。
その機能の充実性からスタジオでの使用など、プロにも愛用されていますが、無料で始められる気軽さから初心者にもおすすめできるソフトです。
DaVinci Resolveのメリット
メリットとして、下記の3点が挙げられます。
- 無料から始められる
- 高度なカラーグレーディング
- OS問わず使用可能
無料から始められる
無料版と有料版があり、無料版でも一連の編集作業をすることができ、アップロードまで行うことが可能です。
無料版では、一部の機能が制限はされますが、一つの映像を仕上げるために必要な基本機能は備わっています。
勿論無料版で作成した映像の商用使用も可能なので、インターネット上に自身の作品として公開しても問題ありません。
ここまで充実した機能を無料で利用することができるのは、贅沢すぎるメリットです。
高度なカラーグレーディング
上記の特徴の部分でも触れましたが、何よりカラーグレーディングの機能が充実しています。
他のソフトでは色の調整は別のソフトで編集する必要があったり、プラグインを入れる必要があったりしますが、DaVinci Resolveではその必要がありません。
Premiere ProやFinal Cut Proと比較されることが多いですが、カラーにこだわって映像を作りたい時はこのDaVinci Resolveを使用することをおすすめします。
OSを問わず使用可能
DaVinci Resolveは、WindowsでもMacでも使用可能で、OSを問わず使用することができます。
仕事の依頼を受ける際や、PCの買い換えを検討する際にも互換性がある為、ユーザーにとっては嬉しい点ですね。
DaVinci Resolveのデメリット
DaVinci Resolveのデメリットとなるのが、求められるGPUの水準が高いことにあります。
GPUとは、グラフィックスなどの画像処理を行う際に必要となる処理を行うチップのことです。
カラーグレーディングなどのグラフィックスに特化したソフトなので、このGPU性能は必要不可欠なPCの機能になります。
そのため、このGPU性能が低いPCで使用した場合には処理速度が遅くなってしまい、ソフトが正しく機能しないことが想定されます。
DaVinci Resolveを無料で使用する方法とは
DaVinci Resolveには、無料版と有料版が用意されており、どちらも公式ホームページからダウンロードすることが可能です。
無料版でも一連の動画編集作業が不自由なくできる為、まずは無料版から試すことをおすすめします。
無料版のダウンロード方法
DaVinci Resolveの公式ホームページにアクセスすると、ダウンロードボタンがあるので、そこからソフトのダウンロードを行います。
次にダウンロードに進むのですが、無料版と有料版でダウンロードボタンが異なるので注意して下さい。
下記の画像の左側が無料版、右側が有料版のダウンロードボタンになります。
無料版の正式名称は「DaVinci Resolve 16」、有料版は「DaVinci Resolve Studio 16」となるので、名前で見分けることもできます。
自身がダウンロードしたいバージョンのソフトを選び、使用しているOSのボタンをクリックします。
ここも、OSによってボタンが異なるので注意しましょう。
あとは、手順にしたがってメールアドレスや氏名など、必要な情報を入力していけばダウンロードをすることができます。
インストールの画面は英語表記になっていて多少見辛い点もありますが、順序に沿って進めていけば問題なくインストールを完了することができます。
不安な方は下記のYouTube動画で解説されているので、参考にしてみてください。
Davinci Resolveの無料版と有料版の違いについて
DaVinci Resolveには、無料版と有料版がありますが、どちらを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
結論を申し上げると、これから動画編集を始めようとしている方は、無料版で十分です。
無料版でも満足のいく編集作業ができます。
初めて編集ソフトを触る方で、「無料版だと物足りないな」と感じる方はまずいないでしょう。
無料版を使っていて、有料版でしかできないこの機能を使いたい、と感じることがあれば有料版の購入を検討するという使い方が有効的使い方と言えます。
DaVinci Resolveの無料版でできること
無料版と有料版がありますが、無料版でも一連の編集作業が可能です。
個人使用するなら十分すぎる機能を搭載しています。
カット編集やVFX、モーショングラフィックス、カラーグレーディング、書き出し等、編集に必要な機能は初期機能として備わっています。
しかも、無料版には使用期限がない為、一度インストールすれば継続的に使用が可能です。
中には無料版に使用期限が設けられているソフトもありますが、DaVinci Resolveには期限がない為費用を抑えたい方にとってはお得に感じる点ですね。
DaVinci Resolveの無料版と有料版の違い
無料版と有料版の大きな違いは、編集の幅にあります。
正直、個人で使用するには無料版で十分だと感じるので、有料版を使うべきは業務用の編集をする方になります。
また、個人でも4Kよりも大きいサイズの動画を編集したい場合は有料版の機能が必要になってきます。
有料版にしかない機能は下記の通りです。
- DaVinci独自のFX効果
- モーションエフェクト
有料版の価格について
有料版は、買い切りのソフトになっており、価格は33,980円(税抜)になります。
買い切りになっている為、Premiere Proのように毎月支払う必要がありません。
また、買い切りの価格もFinal Cut Proよりも安くなっている為、非常にコスパがいいソフトと言えます。
費用に制限がある方や、値段がどうしても気になる、という方には最適なソフトだと言えます。
まとめ
今回は、DaVinci Resolveの特徴を紹介し、無料版と有料版の違いも解説しました。
無料版を使うメリットは下記の通りです。
- 無期限で使用可能
- 一連の基本的な動画編集作業ができる
- 個人で使用するには十分すぎる機能が備わっている
他の動画編集ソフトに関しても、他の記事で紹介しているので、そちらも参考にして自分に合ったソフトも見つけてくださいね。
最後に
最後になりましたが、本気で動画編集を行っていきたいと感じているのならAdobe Premiere Proがおすすめです。
Adobe Premiere Proは動画・映像制作の現場から、有名Youtuberの動画編集まで、幅広い分野使われています。
何より利用者が多いので、使い方に困った時GoogleやYouTubeで検索をかけることによって、ほとんどの疑問を解決することが可能です。
もし「動画編集ソフトに悩みを感じている」「動画編集ソフトに迷っている」と感じている方は、体験版を利用することで、悩みを解決することができますよ。

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