動画編集ソフト

EDIUSを無料で使うには?ソフトのバージョンや特徴についても解説

Windows向けの動画編集ソフトの中でもAdobe Premiere Proはとても人気のソフトですが、その購入方法はサブスクリプション(定額制)のみとなっています。

しかし中にはこういったサブスクリプションではなく、従来の買い切り型のソフトの方が良いという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Windows向けの買い切り型動画編集ソフト「EDIUS」についてご紹介します。

EDIUSの利用を検討している人に向けて、EDIUSの概要や無料で使う方法を詳しく解説していきます。

この記事を読んで、EDIUSが自分に合うかどうかを確かめてみてくださいね。

EDIUSとは

そもそも、EDIUSってどんなソフトなの?

EDIUSは、「グラスバレー株式会社」が提供している動画編集ソフトです。

グラスバレー株式会社は、放送・映像関連機器の総合メーカーで、日本の会社になります。

つまりEDIUSは、放送や映像に特化したメーカーが提供している動画編集ソフトなので、言うまでもなく本格的な動画編集ソフトとなります。

そのため、自宅などで利用している一般ユーザーの方もいますが、一方でテレビ局や映像制作会社などで働くプロの方も多く利用しているソフトです。

EDIUSのバージョンラインナップと価格

EDIUSはプロも認める本格的なソフトなんだ!
さっそく使ってみたい!

EDIUSを無料で使う方法をご紹介する前に、まずは現在のEDIUSのバージョンと価格を確認していきましょう。

EDIUSは2003年の発売開始以降、徐々に改良が加えられ、バージョンアップを重ねています。

そこで、まずは現在利用できるEDIUSのバージョン情報とその価格について解説していきます。

最新バージョンはEDIUS X Pro

2020年10月現在、EDIUSの最新バージョンは2020年9月25日に発売された「EDIUS X(テン) Pro」となります。

1つ前のバージョンが「EDIUS Pro 9」であり、その機能をベースにアップデートされたのがEDIUS X Proです。

そして現在EDIUS 9とEDIUS Xはどちらも購入可能ですが、その機能にはもちろん違いがありますので、次の項で詳しく解説していきます。

EDIUS X ProとEDIUS Pro 9の違い

それでは、EDIUS X ProとEDISU Pro 9では何が違うのでしょうか。

EDIUS Xでは、EDIUS 9には無かった革新的な機能がいくつか追加されています。

これにより、ユーザーが編集する上での快適性や編集のクオリティの幅が向上しています。

ここでは、EDIUS Xで追加された代表的な機能を3つご紹介します。

  • バックグラウンドレンダリング
  • GV Job Monitor
  • レイアウターモーショントラッキング

バックグラウンドレンダリング

EDIUS Xでは、動画のレンダリングやファイルエクスポート中でも並行して他の作業を続けることができます。

従来のEDIUS 9では、レンダリング・エクスポートを同じEDIUSアプリケーション内で処理するため、その間は他の作業をすることができませんでした。

最新のEDIUS Xでは、レンダリング・エクスポート処理を独立したサービス(バックグラウンドレンダリングエンジン)で行うため、ユーザーはその間も他の作業をすることができるのです。

この機能は、ユーザーの作業効率を大幅に向上させると言えます。

GV Job Monitor

GV Job Monitorは、バックグラウンドレンダリングによるレンダリング・エクスポート処理の進捗状況を管理できるツールです。

処理の進捗状況を見える化できるのはもちろん、優先度の変更やステータス(登録/完了/エラー など)のトースト通知(ポップアップ通知)が可能となっています。

レイアウターモーショントラッキグ

モーショントラッキング(被写体の追跡)機能はEDIUS 9にも搭載されていますが、EDIUS Xではこの機能がアップデートされています。

EDIUS Xには2つのトラッキングモードがあり、それぞれを使いこなすことで編集の幅がグッっと向上します。

  • 固定モード

動いている被写体にピンを打ったように固定する機能です。

これにより固定した被写体は画面中央にFixした状態になります。

  • 追跡モード

動いている被写体を追跡し、別のクリップを追従させることができる機能です。

これにより、動いている被写体にテロップなどをくっつける(追従させる)ことができます。

例えば、動いている人間の頭上にその人の名前を表示させたりするときに便利です。

バージョンごとの価格

現在の選択肢としてはEDIUS 9とEDIUS Xがあるということ、そして2つの違いについて解説しましたが、最後にソフトの価格について確認していきます。

実はEDIUS 9とEDIUS Xは同じ価格で、59,800(税別)の買い切り価格となっています。

またEDIUSの購入ページには「アップグレード版」や「ジャンプアップグレード版」など通常版以外のメニューがありますが、これらは以前のバージョンのEDIUSを使っている人向けのメニューとなるため、新規で購入する人は「通常版」を選べば大丈夫です。

EDIUSのメリット・デメリット

ここでは、EDIUSを使う上でのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

EDIUSはとにかく素早い動画編集が可能なソフトになっています。

その理由は、複数の動画の同時編集が可能、動作が軽い、書き出しのスピードが速い、レンダリング・エクスポート時にも作業可能(EDIUS Xのみ)といった特徴があるからです。

またGUIがよく整理されていて、直観的な操作ができるようになっています。

このような特徴が作業効率を向上させ、素早い動画編集を可能にしているのです。

そのため、EDIUSは時間的な制約がある映像制作のプロの方に好まれる傾向があります。

デメリット

一方、初心者の方が使いこなすにはハードルが高く、慣れるまで時間がかかってしまうというデメリットがあります。

複数の動画の同時編集や自由な操作性は、編集に慣れている人にとっては魅力的なメリットです。

しかしそもそもそれを使いこなせなければ、逆に作業効率が落ちてしまうという結果になりかねません。

また他の動画編集ソフトと比べると、値段がかなり高くなっています。

こちらも初心者の方がいきなり手を出すにはハードルが高い要因の1つとなっています。

EDIUSと他の動画編集ソフトを比較

EDIUSを使う前に、他の動画編集ソフトとの比較をしてみましょう。

今は個人で使える動画編集ソフトがたくさんあるので、選択肢を広げることで自分にあったソフトが見つかりやすくなるでしょう。

今回はEDIUSの利用を検討している方向けなので、Windowsで利用できる動画編集ソフトとの比較をしていきます。

ソフト名 価格(税別) 特徴
EDIUS ¥59,800(買い切り) グラスバレー社が提供している動画編集ソフト。初心者には扱いづらいが、慣れると素早い動画編集が可能。そのためプロの愛用者が多い。
AdobePremierePro ¥2,480(月額)
¥26,160(年額)
Adobe社が提供している動画編集ソフト。利用人口がとても多く、ハウツーなども充実。初心者から上級者まで使えるソフト。
Filmora 9 ¥8,980(買い切り)
¥6,980(年額)
※税込
Wondershare社が提供している動画編集ソフト。近年利用者が増えており、直観的に操作できる分かりやすいインターフェイスが特徴。
PowerDirector 365 ¥2,180(月額)
¥8,480(年額)
※税込
CyberLink社が提供している動画編集ソフト。日本で最も人気があるソフトであり、コストパフォーマンスも高い。
AvidMediaComposer ¥2,800~(月額)
※機能制限の無料版有
Avid社が提供している動画編集ソフト。初心者には扱いづらいが、多くの有名映画で使われている本格映像編集ソフト。
DavinciResolve ¥33,980(買い切り)
※機能制限の無料版有
BlackmagicDesign社が提供している動画編集ソフト。初心者には扱いづらいが、カラー補正の評価が高いプロ向けのソフト。

Windows向けの有名動画編集ソフト6つを比較しました。

それぞれ値段も特徴も異なるので、気になったものがあればぜひ詳しく調べてみてください。

EDIUSを無料で使う方法

EDIUSがどんなソフトか分かったから、実際に使ってみたい!
無料で使う方法はある?

ここまでの解説でEDIUSに興味を持ったら、実際に使ってみましょう!

ここではEDIUSを無料で使う方法について詳しく解説していきます。

EDIUSには無料体験版がある

EDIUSは有料ソフトなので永久に無料で使う方法はありませんが、無料体験版というものがあります。

体験期間の間は無料で利用でき、もちろん気に入らなければそのまま購入しなくても構いません。

この体験版はEDIUS 9とEDIUS Xで同様に利用することができます。

EDIUSは他の動画編集ソフトと比べて高額なソフトなので、この体験版はぜひ利用することをおすすめします。

また動画編集ソフトはインストールするPCのスペックがその動作に大きく影響を及ぼすため、自分のPCで問題なく利用できるどうかも体験期間中に確かめてみてください。

無料体験版の利用期間

EDIUSの無料体験版の期間は30日間となっています。

これは他の動画編集ソフトの無料体験期間と比べると、かなり長めの設定になっています。

ちなみにAdobe Premiere Proの無料体験期間は7日間となっています。

7日間だと、普段忙しい人であれば動画1本すら作り終えずに体験版が終わってしまいそうですが、30日間もあれば余裕を持って色々な機能を試せるでしょう。

無料体験版と購入版の違い

EDIUSの無料体験版と購入版では、利用できる機能に違いはありません。

購入版の全ての機能が無料体験版でも利用できます。

そのため無料体験版でEDIUSが気に入れば、安心して購入することができますね。

無料体験版のダウンロード方法

それでは、実際にEDIUSの無料体験版をダウンロードする方法を解説していきます。

体験版は次の手順でダウンロードします。

  1. EDIUSのホームページから「eID」を取得する
  2. マイページにログインしてダウンロードしたい製品を選ぶ
  3. ダウンロードリンクからexeファイルを取得し実行する

EDIUSのホームページから「eID」を取得する

まずはEDIUSのホームページにアクセスし、画面右上の「EDIUS無料体験」というボタンをクリックしてください。

下の画面が表示されるので、画面右側の「eID登録」ボタンをクリックしてください。

メールアドレスの入力画面が表示されるので、使用するメールアドレスを入力して「送信」ボタンを押してください。

ここまでで仮登録の受付が完了しました。

入力したメールアドレス宛に本登録用のURLが送付されるので、メールの内容を確認の上URLをクリックしてください。

以降は、個人情報の入力画面、確認画面、完了画面と遷移します。

それぞれの画面の指示に従って登録を進めてください。

完了後にメールが届くので内容を確認しておきましょう。

マイページにログインしてダウンロードしたい製品を選ぶ

手順①の最後で届いたメールに記載のURL、もしくは登録完了画面の「マイページ」ボタンを押すと、eIDのマイページが表示されます。

画像赤枠の「EDIUS」というボタンをクリックしてください。

下の画面が表示されるので、ドロップダウンをクリックして「EDIUS X Pro Trial 10.00」もしくは「EDIUS Pro Trial 9.00」を選択し、画面下部の「送信」ボタンを押してください。

体験版の案内メールが届きます。

ダウンロードリンクからexeファイルを取得し実行する

体験版の案内メールに記載されているダウンロードリンクをクリックすると、exeファイルのインストールが始まります。

インストールが完了したらexeファイルを実行し、インストーラの指示にしたがってインストールを進めて下さい。

インストールが完了したら、実際にEDIUSを実行しましょう。

最初にシリアルナンバーを入力するポップアップが表示されるので、案内メールに記載されているシリアルナンバーを入力し、「登録」ボタンを押してください。

認証が成功すると、メールアドレスとパスワードを入力するポップアップが表示されるので、登録した内容を入力し「ログイン」ボタンを押してください。

ログインが成功すると、いよいよEDIUSの体験版が利用できるようになります。

まとめ

EDIUSを無料で使う方法についての記事は以上です。

EDIUSについて、現在利用可能なバージョンやソフトの特徴などについても解説しました。

  • EDIUSの最新版は「EDIUS X Pro」。
    1つ前の「EDIUS Pro 9」もまだ利用可能。
  • EDIUSの価格は\59,800(税別)。
  • EDIUSは素早く効率的な編集が可能だが、初心者には扱いにくい。
  • EDIUSを無料で使うには、30日間の体験版を利用する。
ぜひこの記事を参考に、EDIUSを使うかどうか検討してみてください。