動画の繋ぎ目にエフェクトがかかり次の映像に変わったり、テロップがまるで画面外から飛んできたかのように表示される方法をフェードイン・フェードアウトと言います。
このエフェクトを使えば有名YouTuberのような質の高い動画を作成することができます。
今回は、動画の繋ぎ目やテロップにフェードイン・フェードアウトをかける方法や注意点などをご紹介していきます!
Contents
Premiere proでフェードイン・フェードアウトをかける方法

まず初めにフェードインのかけ方を解説していきます。
フェードイン
実はフェードインというのは、映像・BGM・テロップにもかける場合は3回作業をしないと1つの動画として完成しません。
今回は、エフェクトを使った動画・音声・テロップの作成とエフェクトなしで作る方法の4つをご紹介していきます!
動画のフェードイン
まず初めに動画のフェードインについてです。
Adobe Premiere Proのエフェクトは画面上のバナーにあるウィンドウから選択することができます。

画像だとエフェクトの画面が全体の右下にありますが、位置は長押し⇒配置したい場所にドロップすると位置が変わります。
是非自分が使いやすいようにカスタマイズしてみて下さい。
エフェクトが画面に出てきたら、ビデオトランディションをクリックしてその中からディゾルブを押します。

押すと7つエフェクトが出てきますが、こちらがフェードイン・フェードアウトのエフェクトです。
その中から自分が使用するエフェクトをクリックしながら、動画の繋ぎ目にドロップするとかけることができます。
基本的にエフェクトを使用する場合はこれで完成なので、初心者の方にオススメとなっています。
BGMのフェードイン
音声の場合はオーディオトランディションを押してクロスフェードを更にクリックすると3つエフェクトが出てきます。

その中の一番下にある「指数フェード」をクリックしたまま動画のフェードインと同じところに入れます。
そうするとBGMも映像と同じようにフェードインされて動画とうまくマッチします。
テロップのフェードイン
テロップに関してはエフェクトをドロップするだけでかけることはできないので、エフェクトコントロールで作成する必要があります。
こちらはテロップごとに毎回作成しなければいけないので、時間がかかります。
詳しくはこちらの解説動画を参考にしてみて下さい!
エフェクトなし
実は動画・BGMのフェードインも自分で作成することもできます。
エフェクトなしでフェードインを行う場合は、テロップと同じように「エフェクトコントロール」を編集してオリジナルを作成します。
やり方についてはかなり複雑なので、YouTubeにあるこちらの解説動画を参考にしてみて下さい!
基本的にフェードインはエフェクトでかけるので、動画編集などのスキルをYouTubeで発信する方以外はあまり覚える必要はありません。
なぜそこまでおすすめしないのかをフェードアウトでご紹介していきます。
フェードアウト
フェードアウトについてもエフェクトありとなしで別々に解説していきます。
エフェクトあり
実はエフェクトの場合は動画の終わりに、フェードインと同じようにかけたいエフェクトをクリックしたままドロップするだけで作成することができます!
エフェクトを使えばフェードイン・フェードアウトをマウスのみでかけれるので、簡単です。
エフェクトなし
エフェクトなしの場合は、エフェクトコントロールで作成したフェードインの逆バージョンを改めて作成する必要があります。
テロップと自作でフェードインを作成する場合は、毎回フェードアウトも作る必要があり、エフェクトありに比べてかなり手間がかかるので大変です。
最初はエフェクトを使った動画・BGMのフェードイン・フェードアウトのみをおすすめします!
慣れてみたらテロップや自作で作成してみましょう。
Premiere proのフェードイン・フェードアウトおすすめエフェクト

動画本体のエフェクトは7個ありましたが、今回よく使われるおすすめのエフェクトを2つご紹介していきます!
クロスディゾルブ
エフェクトの中に「〇〇ゾルブ」というのが3つありますが、その中でもおすすめなのがクロスディゾルブです。
〇〇ゾルブ系は真っ暗な画面から映像に移り変わるエフェクトですが、クロスディゾルブが一番きれいに画面の切り替えが行われます。
是非迷ったらクロスディゾルブにしてみて下さい。
ホワイトアウト
ホワイトアウトというエフェクトは、その名の通り画面が真っ白になり、映像を切り替えることができます。
こちらも動画の繋ぎ目に使うとおしゃれに移行することが可能です。
ただ、こちらのエフェクトを使う際の注意点があり、初期の状態だと真っ白になる時間が長すぎるので、エフェクトを動画に張り付けたら長さを短くしましょう。
Premiere proフェードイン・フェードアウトを使う際の注意点

Premiere proで作成した映像にフェードイン・フェードアウトを入れる際は、注意すべき点がいくつかあるので、ご紹介いたします。
オープニングはAfter Effectsなどで作成
YouTuberとして動画投稿するなら、オープニングは必ずテンプレートを使うかAfter Effectsで作成しましょう。
有名YouTuberは基本的に、オープニングからフェードイン・フェードアウトを使っている人はいません。
簡単にオープニングを作成したいならテンプレートを、自分だけのオリジナルオープニングならAfter Effectsで作りましょう。
実はYouTubeのオープニングに使える素材は無料でテンプレートとして配布されています!
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、是非参考にしてみて下さい!

エフェクトやアニメーションを作成することができる「After Effects」についてご紹介していきます!
After Effectsの使い方
After Effectsは、Adobe社が提供している映像のデジタル合成、モーション・グラフィックス、タイトル制作などを目的としたソフトウェアです!
premiere proより使い方は複雑ですが、有名YouTuberになるには必須といっても過言ではありません。
使い方についてはこちらの解説動画を参考にしてみてください!
After Effectsとpremiere proの連携方法・実際に作れるエフェクトなどはこちらの記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

After Effectsの料金
After Effectsの料金を表にまとめてみました。
プラン名 | 料金 | 月にかかる金額 |
---|---|---|
年間プラン(一括プラン) | 26,160円/年 | 2,180円/月 |
年間プラン | 29,760円/年 | 2,480円/月 |
月々プラン | 41,760円/年 | 3,480円/月 |
Adobe Premiere ProやPhotoshopと同じ最安値でも月額2,480円となっています。
基本的にYouTube用にAdobe Premiere Proを使用している方はエフェクト作成で「After Effects」サムネイル作成のために「Photoshop」「Illustrator」などを使用しています。
Adobe製品を3つ以上使う方は「Creative_Cloudコンプリートプラン」がおすすめです!
Creative Cloudコンプリートプラン⇒Adobe製品を全て使用することができるプラン
Creative Cloudコンプリートプランの料金はこのようになっています。
プラン名 | 料金 | 月にかかる金額 |
---|---|---|
年間プラン(一括プラン) | 65,760円/年 | 5,480円/月 |
年間プラン | 68,160円/年 | 5,680円/月 |
月々プラン | 107,760円/年 | 8,980円/月 |
最安値でも月額5,480円となりますが、こちらのプランにすれば、Photoshopやillustratorだけでなく、音声編集ソフトの「Adobe Audition」なども使用可能です。
Adobe Auditionを使えば声の加工やサウンド・バックグラウンドノイズなどを加工することができ、家でもスタジオで録音したような透き通った音声にすることができます。

コンプリートプランを使っていきたいという方は、まずは無料の体験版から利用していくようにしましょう。
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全ての繋ぎ目・テロップにフェードイン・フェードアウトを使わない
基本的に動画の繋ぎ目に使用する際は、「動画の初めの挨拶から本編」と「本編終了から終わりの挨拶」の2回で十分です。
毎回繋ぎ目にフェードイン・フェードアウトを入れると見ていて目が疲れます。
また、テロップにつける場合も強調したい箇所のみにかけるようにしましょう。
毎回テロップにフェードイン・フェードアウトがあると逆に見ずらいです。
あまり長くフェードイン・フェードアウトを使わない
フェードイン・フェードアウトを長く使うとみている人もテンポが悪くて再生するのをやめます。
動画の繋ぎ目ギリギリにつければOKです。フェードイン・フェードアウトに2秒以上の時間をかけるのはやめましょう。
また、テロップにかける場合も、短くかけることを意識してみてください。
まとめ

今回は動画の繋ぎ目やテロップにフェードイン・フェードアウトをかける方法や注意点などをご紹介しました。
最後になりましたが、Adobe Premiere Proは動画・映像制作の現場から、有名Youtuberの動画編集まで、幅広い分野使われています。
何より利用者が多いので、使い方に困った時GoogleやYouTubeで検索をかけることによって、大体の疑問を解決することが可能です。
もし「動画編集ソフトに悩みを感じている」「動画編集ソフトに迷っている」と感じている方は、体験版を利用することで、悩みを解決することができますよ。
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