- PCではなくスマートフォンのアプリで動画編集をしたい。
- 初心者でも簡単に操作できる動画編集アプリを使いたい。
- お金をかけずに動画編集を始めたい。
キネマスター?聞いたことないし一体どんなアプリなんだろう…。
今回は、キネマスターの特徴・対応スマホ・料金などを徹底解説していきます。
キネマスターとは
キネマスターは、ネクストリーミング株式会社が提供するスマートフォン専用動画編集ソフトになります。
動画編集ソフトと聞くと、Premiere Pro・Filmora・Final Cut ProのようなPCのソフトが代表的です。
確かに、動画編集ソフトって聞くと真っ先にPCのソフトを思い浮かべるな。
ですが、スマートフォンでも高性能で簡単に動画編集をできるアプリもあります。
スマートフォンアプリでもPCソフト並みの機能があるの?
キネマスターの特徴を解説していきます。
キネマスターの特徴
キネマスターの主な特徴はこちらになります。
スマートフォン専用の動画編集ソフト
1点目は「スマートフォン専用の動画編集ソフト」という点です。
キネマスターはPCで使用することができず、iPhone・Andriodのスマートフォンで使用可能です。
スマートフォン1つで簡単に動画編集できるのは大きな魅力ですね。
アスペクト比の種類が豊富
2点目は「アスペクト比の種類が豊富」という点です。
アスペクト比は長辺と短辺の比率のことで、SNSやスマートフォンの大きさによって映像を様々な大きさに変更することができます。
TikTokとInstagramだと同じスマートフォンでも動画の大きさ変える必要があるもんね。
是非SNSに合わせて、アスペクト比を変更してください。
誰でも簡単に使用できる設計
2点目は「誰でも簡単に使用できる設計」という点です。
いやいや、動画編集なんてやったことないし絶対に難しいでしょ。
キネマスターの動画編集の流れはこちらになります。
流れを1つずつ細かくご説明していきます。
アスペクト比を選択
まず初めにキネマスターを開き、一番大きい動画編集をするボタンを押すとアスペクト比を選択できます。
16:9がYouTube、1:1:と4:5がInstagram専用でそれ以外が他のSNSになっています。
本当だ。デザインの真ん中にSNSのロゴが描かれている。
ここで、自分の用途に合わせてアスペクト比を選択しましょう。
メディアブラウザ・撮影ボタンで映像を決定
アスペクト比を決めたら、画面右上にあるメディアブラウザから既存の映像を選択するか、赤い丸の撮影ボタンから映像を撮影することができます。
また、撮影ボタンをクリックすると「カメラ」「ビデオカメラ」の2種類あり、画像・動画両方撮影することができます。
レイヤー・オーディオ・RECで動画を自分好みに編集
土台となる映像を読み込み完了したら、右上に「レイヤー」「オーディオ」「REC」が追加されるので、映像を編集していきます。
レイヤー⇒画像・エフェクト・スタンプ・テキスト・手書きなどを映像に入れることができる。
オーディオ⇒BGM・効果音・曲などを映像に追加できる。
REC⇒スマートフォンで声を録画して、映像に副音声として入れることができる。
[/box] また、映像自体をタップするとカット・色彩調節・ズーム・回転/反転などをすることができます。効果音とか曲スマートフォンに入ってないし、エフェクトとかスタンプはどこから入手すればいいの?
実はエフェクト・スタンプ・音楽・効果音はキネマスター内で購入することができます。
詳しくは「キネマスターの3つのメリット」でご紹介していきます。
解像度・フレーム率・ビットレートを選択して完成
編集が終えたら、画面右端のボタンから解像度・フレーム率・ビットレートを選択します。
解像度⇒動画においての画素の密度を示す。高いほど綺麗になるがSNSによっては制限があり、逆に映像が荒くなるため調節する必要がある。
フレーム率⇒1秒間に使用するフレーム数。こちらも高いほど綺麗だがSNSよっては制限があるため、あまり高すぎない方が良い。
ビットレート⇒動画1秒間あたりのデータ量。高すぎると重たい動画になりアップロードやダウンロードする時間が増える。
[/box] YouTube・Instagram・TikTokなどSNSによって解像度・フレーム率・ビットレートの上限が変わります。書き出しをする際は、是非この3つを調節しましょう。
キネマスターの5つのメリット
キネマスターとPCのソフトどっちを利用するか迷っているから、メリットデメリットを知りたい。
キネマスターを利用するメリット・デメリットをご紹介していきます。
まず初めに、こちらがメリットになります。
場所を問わず動画編集ができる
1点目は「場所を問わず動画編集ができる」という点です。
PCの動画編集ソフトはPC・Wi-Fi・作業できる机などが必要になり、簡単に外で作業することもできません。
キネマスターはスマートフォン1つで編集できるので、通勤・通学などの隙間時間でもすぐに作業することができます。
スマートフォンならある程度混んている電車の中でも動画編集できそう。
動画編集の素材はキネマスターで購入可能
2点目は「動画編集の素材はキネマスターで購入可能」という点です。
キネマスターでは、直接アプリから素材を購入することができます。
素材ってどんな物を購入することができるの?
以下の内容が、購入することができる素材になります。
- モザイク・カラー・ねじれ・グリッジなどのエフェクト
- 3D・アクション・グラフィックなどのトランジション
- アイコン・ラインアート・フレームなどのスタンプ
- 韓国語・アラビア語・中国語などの世界各国のフォント
- アコギ・クラシック・ダンス・EDMなどの音楽
無料でアプリを使用できる
3点目は「無料でアプリを使用できる」という点です。
キネマスターは撮影・編集・書き出しを全て1つのアプリで行うことができますが、無料で全ての機能を使うことができます。
お金をかけずに手軽に動画編集を始めたい方におすすめです。
4つのファイルに対応している
4点目は「4つのファイルに対応している」という点です。
キネマスターは、M4A・AAC・WAV・Mp3のファイルに対応しています。
書き出しをする際に、必要な場合は是非ファイルを変更してみて下さい。
定期的なアップデートで最新機能を追加
5点目は「定期的なアップデートで最新機能を追加している」という点です。
キネマスターでは定期的にアップデートして最新の機能を追加しています。
そのため、PCソフトにある最先端の機能をキネマスターでも使用することができます。
キネマスターの3つのデメリット
キネマスターのデメリットは、こちらの3つになります。
無料だと動画内にキネマスターのロゴが映る
1点目は「無料だと動画内にキネマスターのロゴが映る」という点です。
キネマスターの編集画面右上に、ロゴがずっと映っています。
このロゴは動かすことができないため、動画を制作してもずっと右上にロゴがある状態になります。
YouTubeに投稿したいから、どうしてもあのロゴを削除したい。
こちらのロゴを消す方法としては、課金しなければ消すことができません。
料金については「キネマスターのの料金」でご紹介していきます。
PCソフトより機能が少ない
2点目は「PCソフトより機能が少ない」という点です。
Premiere ProやFinal Cut ProなどのPCソフトに比べると、使える機能が少ないです。
仕事で動画編集をする方は、PCソフトの動画編集をおすすめします。
所々広告が入る
3点目は「所々広告が入る」という点です。
無料ソフトということもあり仕方がないことですが、操作の途中などに強制的に広告が入ります。
課金すれば消すことができるので、気になる方は是非してみて下さい。
キネマスターの口コミ・評判
無料で動画編集をすることができるキネマスターですが、実際に使用されている方の口コミが気になりませんか?
今回は、高評価・低評価両方の口コミ・評判をご紹介していきます。
高評価な口コミ・評判
Googleplayのレビューから抜粋しましたが、高評価なコメントも多くキネマスターにしてよかったという声も多数ありました。
キネマスターであればゆっくり実況も制作することができます。
ゆっくり実況⇒音声合成ソフトを使用したゲーム実況などの動画。
[/box]低評価の口コミ・評判
低評価の意見としては、バグが多い・操作がしにくいの2つが多かったです。
低評価・高評価両方ともさ、キネマスターの会社がしっかり返信していない?
全てのレビューにキネマスターの会社がしっかりコメントして下さり、早急にバグなどの修正などをしてくれます。
利用者のことを第一に考えて、意見も真摯に受け止め改善しているから全世界で1億ダウンロードもされているのか。
キネマスターの料金
キネマスターの会社の対応も素晴らしいし、早くダウンロードしたいけど実際に料金って無料なんだっけ?
キネマスターのアプリ自体は無料ですが、2つ有料オプションがあります。
ウォーターマーク除去
1点目は「ウォーターマーク除去」です。
こちらは動画の右上にあるキネマスターのロゴを除去することを指します。
料金は月額420円です。
広告なし
2点目は「広告なし」です。
こちらは文字通り、課金をすると広告が一切出ないようになります。
こちらのオプションは7日間の無料トライアルがあり、その後料金は年間2,450円となっています。
キネマスターの利用に向いている人
自分にはスマホのアプリとPCのソフトどちらの方が向いているのか分からない…。
キネマスターは隙間時間を使って動画編集をしたい方におすすめします。
キネマスターはPremiere Pro・Final Cut Pro・Filmoraなどの有料PCソフトには劣りますが、様々な機能を無料で使うことができます。
また、YouTubeに解説動画が数多くあるので初心者の方でも簡単に使用することができます。
キネマスターを使ってYouTubeに動画投稿している方もいるので、是非利用してみて下さい。
まとめ
今回はキネマスターと・特徴・対応スマホ・料金などを徹底解説していきました。
最後になりますが、本メディアでは動画編集に関する記事からAdobeに関する情報まで幅広く発信しています。
https://choki-movie.com/video-editing-school/
https://choki-movie.com/moviesoft/
https://choki-movie.com/adobe-soft/
是非上記の記事も確認してみて下さいね。