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- 1 大河ドラマ『麒麟がくる』の動画を無料視聴する方法
- 2 ドラマ『麒麟がくる』の動画配信情報まとめ
- 3 大河ドラマ『麒麟がくる』1話から最終回のイントロあらすじネタバレまとめ
- 3.1 イントロダクション
- 3.2 第1話「光秀、西へ」(1月19日放送)のあらすじネタバレ
- 3.3 第2話「道三の罠(わな)」(1月26日放送)のあらすじネタバレ
- 3.4 第3話「美濃の国」(2月2日放送)のあらすじネタバレ
- 3.5 第4話「尾張潜入指令」(2月9日放送)のあらすじネタバレ
- 3.6 第5話「伊平次を探せ」(2月16日放送)のあらすじネタバレ
- 3.7 第6話「三好長慶襲撃計画」(2月23日放送)のあらすじネタバレ
- 3.8 第7話「帰蝶の願い」(3月1日放送)のあらすじネタバレ
- 3.9 第8話「同盟のゆくえ」(3月8日放送)のあらすじネタバレ
- 3.10 第9話「信長の失敗」(3月15日放送)のあらすじネタバレ
- 3.11 第10話「ひとりぼっちの若君」(3月22日放送)のあらすじネタバレ
- 3.12 第11話「将軍の涙」(3月29日放送)のあらすじネタバレ
- 3.13 第12話「十兵衛の嫁」(4月5日放送)のあらすじネタバレ
- 3.14 第13話「帰蝶のはかりごと」(4月12日放送)のあらすじネタバレ
- 3.15 第14話「聖徳寺の会見」(4月19日放送)のあらすじネタバレ
- 3.16 第15話「道三、わが父に非(あら)ず」(4月26日放送)のあらすじネタバレ
- 3.17 第16話「大きな国」(5月3日放送)のあらすじネタバレ
- 3.18 第17話「長良川の対決」(5月10日放送)のあらすじネタバレ
- 3.19 第18話「越前へ」(5月17日放送)のあらすじネタバレ
- 3.20 第19話「信長を暗殺せよ」(5月24日放送)のあらすじネタバレ
- 3.21 第20話「家康への文」(5月31日放送)のあらすじネタバレ
- 3.22 第21話「決戦!桶狭間」(6月7日放送)のあらすじネタバレ
- 3.23 第22話のあらすじネタバレ
- 4 大河ドラマ『麒麟がくる』とは? 動画の基本情報まとめ
- 5 大河ドラマ『麒麟がくる』のキャストまとめ
- 6 大河ドラマ『麒麟がくる』に期待していますか? 視聴者の声
- 7 ドラマ『麒麟がくる』1話から最終回の動画を無料で見る方法まとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』の動画を無料視聴する方法
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大河ドラマ『麒麟がくる』1話から最終回のイントロあらすじネタバレまとめ
イントロダクション
王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟。
応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか……そして、麒麟はいつ、来るのか?
若きころ、下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場をかけぬけ、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀。
「麒麟がくる」では謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国英傑たちの運命の行く末を描きます。
従来の価値観が崩壊し、新たな道を模索する現代の多くの日本人に向けて、同じように未来が見えなかった16世紀の混迷の中で、懸命に希望の光を追い求めた光秀と数多くの英傑たちの青春の志を、エネルギッシュな群像劇として描き、2020年、新たな時代を迎えるすべての日本人に希望と勇気の物語をお届けします。
明智光秀とはいったい何者なのか?
麒麟は一体、どの英雄の頭上に現れるのか……
出典:「麒麟がくる」公式
第1話「光秀、西へ」(1月19日放送)のあらすじネタバレ
室町時代末期、武家の頭領である将軍足利氏は内紛で力を失っていた。
幕府も弱体化し、争いは各地へ伝染。
今回の舞台となる美濃にも戦乱が押し寄せていた。
〜〜〜
野党から美濃を守る明智十兵衛|後の明智光秀(長谷川博己)だったが、見たことがない武器で家臣が手傷を負わされてしまう。
野党に囚われていた菊丸(岡村隆史)の話をきいて、その武器が「銃」だと知った明智十兵衛。
聞けば堺でしか手に入らないものだと聞き、興味を持つ。
〜〜〜
十兵衛は斎藤道三に旅に出たいと申し出るが、自分の利にならないことは一切認めない道三に拒否される。
頭を悩ませた十兵衛は、道三の奥方が病にかかっていることを思い出し、堺から名医を連れてくると約束する。
それをきいた道三は嬉々として十兵衛が旅に出るのを許す。
〜〜〜
京についた十兵衛は、足利将軍家と商人が銃をやりとりしている場所につく。
商人に銃の購入を申し出るが、人気のため3ヶ月以上待つと言われる。
そこに現れた松永久秀(吉田鋼太郎)は美濃が好きで、口を聞いてくれることに。
松永と酒の席で談義を交わし、酔っ払って寝てしまった十兵衛だったが、朝起きると目の前には銃が置いてあった。松永が用立ててくれたのだ。
〜〜〜
次は名医をさがして京を練り歩く十兵衛。
借金に苦しむが強い芯を持つかつての名医望月東庵(堺正章)に美濃へきてくれないか相談する。
権力が嫌いな東庵は十兵衛の申し出を断ったが、火事によって死にかけた町人を救った十兵衛に心を打たれて一緒に美濃にいくことを快諾してくれる。
その際、東庵に育てられた駒(門脇麦)に、乱世を救う麒麟の逸話をきく。
しかし十兵衛は救いなんて何もなかった旅路を思い出し、何かを変えなければ美濃にも京にも麒麟(救世主)はこない、と語るのであった。
第2話「道三の罠(わな)」(1月26日放送)のあらすじネタバレ
秀光(長谷川博己)に心を開いた望月東庵(堺正章)と駒(門脇麦)は、美濃に向かうことになる。
しかし、美濃の侵略をもくろむ尾張の織田信秀(高橋克典)の大群が迫っていた。
攻城を決め込む斎藤道三(本木雅弘)。
秀光と道三の嫡男・高政(伊藤英明)は反対するが…。
明智光秀(長谷川博己)は名医の東庵(堺正章)とその助手の駒子(門脇麦)と一緒に美濃の国へ戻ってくる。
しかし、尾張の織田信秀勢(高橋克典)が美濃に攻めてくることを知ります。
帰郷した光秀に対し、斎藤道三(本木雅弘)は旅の資金で貸した金を返せと言ってくる。
しかし、織田勢との戦で大将のクビを二つ取ったら、借金は帳消しにしてやると言うのだ。
どこまでもぬかりのない道三に対し、光秀は面白くないが、クビを二つ取ることは容易ではない。
織田勢は大群で美濃へ攻めてくるが、美濃には少数の兵士かいない。
そこで道三はある秘策を思いつく。
道三は戦の途中で籠城を決め込む。
美濃の動きが弱くなったことで、尾張は油断する。
そこへ一気に道三が攻め込む作戦だ。
この作戦が功を奏し、この戦いは美濃が勝利を収める。
~~~
しかし、道三には気がかりなことがあった。
なぜ、このような形で織田信秀が攻めてきたのかということだ。
調べてみると、裏で娘・帰蝶の夫である、土岐頼純(尾身としのり)が織田と密約を交わしていたことがわかる。
証拠の文を道三は頼純に見る。
頼純は全てを白状し、道三に暴言を吐き、その場から立ち去ろうとする。
しかし、道三は頼純をなだめ、一服のお茶を差し出した。
それを飲んだ頼純はそのまま倒れてしまうラストでした。
第3話「美濃の国」(2月2日放送)のあらすじネタバレ
夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川博己)や駒(門脇麦)らとつかの間のひとときを過ごし、笑顔を取り戻す。
一方、道三(本木雅弘)は、より操りやすい土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとしていた。
麒麟がくる第3話。頼純亡きあと守護の座に就いてほしいと頼芸に願い出る道三、毒を盛らずともマムシの毒舌ぶりは圧巻でした。本当の父は頼芸ではないかと疑い、道三に代わり美濃を支える決意をする高政。一筋縄ではいかない土岐家と斎藤家。光秀がどう動いていくのか楽しみです。#麒麟がくる #麒麟絵 pic.twitter.com/ZGu9SVqQfD
— KEI-CO (@keico) February 2, 2020
第4話「尾張潜入指令」(2月9日放送)のあらすじネタバレ
その知らせを受け、道三(本木雅弘)は、妻の治療を終え今度は尾張へ向かうという東庵(堺正章)に、天敵・信秀の容態を秘密裏に探るよう命じる。
その目付け役に任命されたのは光秀(長谷川博己)。
菊丸(岡村隆史)もお共に加わり、三人は尾張・古渡城へ潜入する。
麒麟がくる第4話。東庵に信秀を診させ様子を探ろうと企てる道三。その情報を秘密裏に入手するため薬草売りの兄弟に扮して尾張に潜入した光秀と菊丸、古渡城にて偶然にも竹千代こと幼き家康に出会う。謎に包まれた菊丸、三河を想う言葉は本心なのか演技なのかはまだ分かりません。#麒麟がくる #麒麟絵 pic.twitter.com/YxsCXjBVDo
— KEI-CO (@keico) February 9, 2020
第5話「伊平次を探せ」(2月16日放送)のあらすじネタバレ
道三(本木雅弘)の命を受けた光秀(長谷川博己)は、鉄砲の作り方に加え、なぜ将軍家が鉄砲を大量に必要にしているのか探るべく、再び京へ向かう。
腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次を探しにやってきた本能寺で、将軍・足利義輝(向井理)の護衛でやってきた三淵(谷原章介)と再会する。
将軍家も伊平次を探しているが、忽然と姿を消したという。
三淵に連れられて松永(吉田鋼太郎)の元へ向かった光秀は、松永から鉄砲の力とはお互いをけん制させ、戦を減らす抑止力になることであると聞くのであった。
麒麟がくる第5話。鉄砲調査のため伊平次を探しに本能寺へ赴いた光秀。細川藤孝との出会いと三淵藤英&松永久秀との再会。鉄砲を多く所持するほど戦は減ると語る松永氏、三淵氏もその事に気づいているという。京をとりまく勢力関係、不安定な室町幕府の輪郭が見えてきた回でした。#麒麟がくる #麒麟絵 pic.twitter.com/v40O5Pc1n6
— KEI-CO (@keico) February 16, 2020
第6話「三好長慶襲撃計画」(2月23日放送)のあらすじネタバレ
将軍・足利義輝(向井理)も列席する連歌会で、時の権力者・細川晴元(国広富之)による松永久秀(吉田鋼太郎)と三好長慶(山路和弘)の暗殺計画があることを光秀(長谷川博己)は知る。
京の町の安寧が崩れることを恐れ、光秀は館に潜入し三淵(谷原章介)と藤孝(眞島秀和)らと協力して、松永らを救うことに。
そこで傷を負った光秀は、東庵(堺正章)の診療所へ運び込まれる…。
麒麟がくる第6話。三好長慶を亡き者にしたい細川晴元による襲撃計画。ピンチに登場した光秀の戦隊ヒーローの主役さながらのカッコよさ、カラフルで外連味溢れる戦闘シーンが楽しかった!光秀の思う将軍と武家のあり方に共感した藤孝。二人の間に絆が生まれるところが好きでした。#麒麟がくる #麒麟絵 pic.twitter.com/ucgawE0iJe
— KEI-CO (@keico) February 23, 2020
第7話「帰蝶の願い」(3月1日放送)のあらすじネタバレ
駿河の今川義元(片岡愛之助)の動きに脅かされた信秀(高橋克典)は、美濃の道三(本木雅弘)と和議を結ぶことを決める。
そのために、道三の娘・帰蝶(川口春奈)を、信秀の嫡男・信長(染谷将太)の妻に迎え入れたいと申し出る。
旅から明智荘に帰った光秀(長谷川博己)を、帰蝶が待ち構えていた。
幼馴染でほのかな恋心を抱く光秀に、今回の輿入れを止めてほしいと頼む。
一方、道三からは、口をきかなくなった帰蝶を説得するよう命じられるが…。
長らく戦さを続けてきた尾張織田信秀(高橋克典)は、織田家の内紛に加え今川義元にも敵対せねばならず、やむなく美濃斎藤道三(本木雅弘)と和議を結ぶ事を決断する。
そんな中、明智十兵衛(長谷川博己)は駒(門脇麦)を伴い京から戻る。
尾張と美濃は和議の交渉の中、その証として道三の娘の帰蝶(川口春奈)と信秀の嫡男・織田信長(染谷将太)の縁組を進める。
美濃の内部では道三が海の無い美濃の将来に限界を感じ和議交渉への決意を示すが、家臣団の中には賛否両論が上がり帰蝶自身も乗り気ではない様子。
帰蝶は十兵衛に命じ織田信長の人物像を探る様に命じ、十兵衛は早速商人に扮し尾張中心地熱田に入る。
熱田では信長に関する手がかりに窮するものの、偶然再会した菊丸(岡村隆史)の案内で地元漁民と漁に出ていた信長を発見する。
ラストには、漁民の漕ぐ舟に仁王立ちして熱田に戻る信長の姿が大写しとなり次回への期待を持たせるところで第7回は終わる。
明智十兵衛の前半生が不明な上菊丸という架空の人物の存在で十兵衛と信長の初対面の場面をこのタイミングで作り上げたが強引な印象がの拭えない。
制作側に都合よく使われる存在になっている菊丸であるが、それゆえストーリー展開を考える上では非常に重要な役周りである事を今回認識させられた。
第8話「同盟のゆくえ」(3月8日放送)のあらすじネタバレ
尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした光秀(長谷川博己)。
この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤する光秀だが、母・牧(石川さゆり)は美濃国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。
光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、ある条件をつける。
開幕シーンは明け方に熱田の浜へと漕ぎ寄せてくる一艘の舟。
そこから降り立った信長(染谷将太)の姿を光秀(長谷川博己)はまじまじと見つめる。
そのまま捕れた魚を自ら解体、一切れ1文で売る信長。
やがて去っていく彼の背に向かって光秀は呟く。「奇妙な男じゃ…」
明智荘の館では駒(門脇麦)が帰蝶(川口春奈)に光秀のことが好きなのか訊ねるが、逆に自分はどうなのかと訊ね返されて困惑する。
その駒に帰蝶は、光秀が信長を調べにいった以上は自分を嫁がせたがっているということだ、と漏らしました。
帰蝶は戻ってきた光秀に尾張に行くべきかお前の口から聞きたい、と告げる。
光秀は何かを振り切るように「尾張にお行きなされませ!」と断言。
帰蝶は「十兵衛が申すのじゃ、是非もなかろう…」と哀しげに呟くのであった。
稲葉山城で光秀は斎藤道三(本木雅弘)から帰蝶に嫁入りを承諾させたことを激賞される。
しかし、城外で道三の嫡男・義龍(伊藤英明)と取り巻きたちに囲まれ、土岐頼芸(尾美としのり)の館へと連行されてしまった。
頼芸は道三が独断で織田家との縁組を決めたことを責め、光秀に帰蝶の嫁入りをご破算にするよう義龍を通して命じる。
光秀は織田家と結んだ場合の利点を挙げ、それを拒否。頼芸を引き下がらせた。
父・道三を嫌い、頼芸を実の父だと信じたい義龍は、その思いを母・深芳野(南果歩)に吐露する。
深芳野は思うだけならともかくそれを理由に道三に立ち向かうのはやめておけ、と諭し、しばらくの辛抱を勧めるのであった。
なんとか無事に明智荘へ帰ってきた光秀。
館では京へ帰る駒の送別の宴が開かれていた。
駒は光秀に彼の母から送られた餞別の品を見せます。それは光秀の父の形見でもある桔梗紋が入った扇でした。
翌日、駒は見送りについてきた光秀に、本当は帰蝶を尾張に行かせたくなかったのでは?と尋ねた。
しばしの沈黙のあと光秀は「…そうやもしれぬ」と答え、
それを聞いた駒は「やっぱりそうですものね!」と不自然な大声でいった後、涙声で別れを告げ、去っていくのであった。
帰蝶の嫁入り行列が稲葉山城を発ったころ。
駿河の今川義元(片岡愛之助)は、織田家と斎藤家の縁組が成ったばかりのこの時期を尾張へ攻勢をかける好機と見ていた。
呼び出した三河の領主・松平広忠(浅利陽介)に過去の遺恨を焚きつけ、織田領への侵攻を要請する。
那古野城の一室に白無垢姿で座る帰蝶。
が、肝心の信長が行方不明のようで館中は騒然としていた。
戸惑った様子を見せていた帰蝶は、やがて馬のいななきを耳にして微笑む…。
ラストシーンは館の縁側に座り、お手玉を慣れない手つきで弄ぶ光秀。それはかつて帰蝶が使っていたものでした……。
第9話「信長の失敗」(3月15日放送)のあらすじネタバレ
輿入れしたものの祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)は、ようやく翌朝かえってきた信長(染谷将太)と顔を合わせる。
奇妙な出で立ちだが、領民のことを思いやる姿、そして素直に前日の不在をわびる信長に興味をもつ。
婚儀に上機嫌な信長(高橋克典)と土田御前(檀れい)だが、信長が持参した祝いの品を見て、激しく叱責する。
父にも母にも愛されない孤独な信長の姿を見た帰蝶は、自分も父がときどき大嫌いになる以外は好きだと言い、信長に寄り添う。
今川義元の家臣・松平広忠(浅利陽介)が帰りの山中で暗殺される。
一方帰蝶(川口春奈)は、織田信秀(高橋克典)の嫡男信長(染谷将太)に輿入れした。
しかし、その信長とは祝言の翌日に初めて顔をを合わせる事となるがその領民と同様の外見や振る舞いに帰蝶は好感を持つ。
後日、帰蝶は信長と共に信秀に挨拶に伺う。
その場で信長は松平広忠の首を祝いの品として差し出すが、逆に信秀にその短慮さを叱責される。
信秀と信長の微妙な関係を感じ取った帰蝶は、逆に信長へ寄りそう様になる。
今回、染谷演じる信長のデビュー戦となりその登場シーン、セリフが急増しているが、その先に起きる出来事の布石が随所に見られた。
例えば冒頭の暗殺の犯人が、今川家家臣によって織田家の何者かによるものと推察するシーンや、信長と信秀の対立するシーンである。
一方美濃では、明智十兵衛(長谷川博己)は照子(木村文乃)と再会する。
近所の子供たちと戯れる姿を見て十兵衛は照子に好感を持つ。
ラストでは叔父にあたる明智光安(西村まさ彦)と、牧(石川さゆり)によって十兵衛の縁談についての談議があり、次回以降の縁組を予告するものとなった。一方で、駒(門脇麦)と十兵衛の関係も今後どのような結末になるのか予断を許さない状況となった。
第10話「ひとりぼっちの若君」(3月22日放送)のあらすじネタバレ
京を訪れていた旅芸人の一座の元で、駒(門脇麦)は戦災孤児だった自分を拾い、育ててくれた女座長・伊呂波太夫(尾野真千子)と再会する。
その年の末、今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境に侵攻してくる。
信秀(高橋克典)の元に人質として置かれていた三河松平家の嫡男・竹千代(のちの家康)の引き渡し要求に、道三(本木雅弘)は広い三河を今川に抑えられることに危機感を覚え…。
かつて戦災孤児であった駒は光秀への恋心に悩んでいますが、ある日自分を拾い育ててくれた旅芸人一座の座長伊呂波太夫と再会する。
光秀への思慕の情を語るうち、自分を戦火から助けてくれた恩人の武士が桐の紋を身に付けていた(すなわち明智家の人であった)ことを伊呂波太夫から聞き、ますます思いが深まることになる。
美濃と尾張の同盟強化によって刺激された今川義元は尾張に侵攻し、信長の腹違いの兄である信広が捕らえられる。
今川家は、尾張に人質として置かれていた三河松平家の嫡男竹千代との人質交換を求めてきた。
これには斎藤道三も三河をめぐるパワーバランスの減退に警戒。織田家でも信秀の前で信長は竹千代引き渡しに反対。
この情勢下、帰蝶を通した動向調査の目的で光秀は那古野城に遣わされ、信長と出会う。
信長の持つ鉄砲の製造者を即座に言い当てた光秀の能力に信長は感心する。
帰蝶も同席するなかで光秀は信長と語り合い、かつて帰蝶の依頼により光秀が信長を観察するために近づいたことがあったのですが、信長はその時の光秀の顔を憶えていた。
どうも信長は光秀に興味を持ったようだ。
あとで帰蝶が光秀に話すには、信長は織田家を継ぐ立場であるが、ちょっと子供っぽいところがあって、不安なことも多いとのこと。
帰蝶は光秀に今後「何かと相談するやもしれぬ」と頼りにしている様子。
信長は将棋をしつつ竹千代と語り合う。
信長としては、竹千代を今川家に引き渡すことは反対の意見で、複雑な気持ちだった。
竹千代自身は幼いながらも自らの立場を知る聡明さを持っており、敵を知るために今川に身を置いてもかまわないと発言。
ラスト
光秀は複雑な思いで帰路につき戻っていった。
第11話「将軍の涙」(3月29日放送)のあらすじネタバレ
再び今川が尾張に攻め入り、次々と織田方の南部の領地を制圧していく。
ついに非力ぶりを露呈した信長(高橋克典)は、道三(本木雅弘)に援護を頼むが、高政(伊藤英明)や稲葉(村田雄浩)らが尾張との和議を独断で決めた道三を絶弾しており、美濃は一枚岩ではなかった。
兵が出せないことを尾張に伝えにいく光秀(長谷川博己)は、人質同然の帰蝶(川口春奈)が犠牲になってしまうことを恐れていた。
そんな時、ふと信長(染谷将太)が、かつて今日の将軍家の取りなしで美濃の内紛が収まった話を思い出す。
今川と織田の間で人質交換が行われ、竹千代は今川義元(片岡愛之助)と会います。
駿河の今川は尾張に侵攻を続けます。
息子信広が戻ったものの、尾張では織田信秀(高橋克典)が自分の体の衰えや息子たちの頼りなさ、そして尾張の非力さを嘆きます。
美濃では織田家から援軍要請に対し、議論が割れるものの、結局援軍は出せないとして、斎藤道三(本木雅弘)の使者として明智光秀(長谷川博己)が織田信長(染谷将太)のもとへ。
信長は今川の侵攻にもかかわらず相撲を楽しむような状況。
帰蝶(川口春奈)も同席するなか、信長が思い出した前例から、将軍家への取りなしの案が生じます。
光秀はその策を道三に進言するも、金がかかることで道三は却下。
そこで斎藤高政(伊藤英明)の協力をとりつけて、土岐頼芸(尾美としのり)のもとに赴き、将軍への書状作成を依頼。
その書状を持参して、京での内紛を避けて近江に潜む足利義輝(向井理)に対して懇願します。
義輝は自分の非力を嘆きつつも、世を安定させるための使命を感じながら、今川と織田に和議を働きかける決意をします。
ラスト間際の、将軍が父から聞いた言葉を思い出しつつ発する「(立派な征夷大将軍になれば世の中を平にでき、)『さすれば麒麟がくる』の言葉が印象的。
ラストは光秀が雪道の岐路につきます。
まだ戦国ものドラマとして序盤ですが、複雑な人間ドラマの回であったような印象です。光秀のまわりでの駿河、尾張、美濃、将軍家においてのそれぞれの利害や願望や嘆きがセリフや表情で演じられており、ドラマの水準は高かったと思います。
印象に残るシーンはやはりラスト間際の向井理が中心となる「麒麟がくる」の言葉をめぐる場面です。
このドラマのテーマにも深くかかわる部分です。谷原章介さんなど、同席する俳優陣の表情や雰囲気も独特の気品があり好感が持てました。
第12話「十兵衛の嫁」(4月5日放送)のあらすじネタバレ
織田と今川は和議を結ぶが、三河の拠点を制圧され、もはや今川の勢力は尾張の目前まで迫ってきていた。
自分の命がもう短いことを悟った信秀(高橋克典)は、信長(染谷将太)らを集めて織田家のこれからを話し合う会議を開く。
そこで待っていたのは、重要拠点の末盛城を、有力家臣と共に信長の弟・信勝(木村了)に委ねるという言葉だった。
野望で怒り狂う信長。
一方美濃では、光秀(長谷川博己)が熙子(木村文乃)を妻に迎え、祝福ムードに包まれていた。
光秀(長谷川博己)は近江から帰った後も将軍(向井理)の言葉が気になって放心状態で、母(石川さゆり)と叔父光安(西村まさ彦)が光秀の気持ちを安定させることを願って嫁をとらせようと画策した鷹狩で光秀は煕子(木村文乃)に出会いプロポーズ。
織田家では死期の近づいた信秀(高橋克典)は重臣と息子2人を前に、信勝(木村了)が後継者であるかのような発言をします。
すなわち現在の信秀の居住地も有力重臣も信勝に譲るという発言。
これについて、信長は母土田御前(壇れい)の仕業だと思い怒ります。
その真意を確かめるために、帰蝶(川口春奈)が病床の信秀に問うと、信秀は自分に似た信長に織田家を託したいとのこと。
帰蝶は土田御前から聞いた信秀の望みである「東庵(堺正章)との双六」を叶えるために京より東庵を呼びます。
駒(門脇麦)も東庵に同行して帰蝶と再会します。駒は自分を助けてくれた侍の正体を確かめる目的もあって、美濃にも行く意向でした。
この時期、美濃では光秀が煕子と結婚。先に鷹の爪に毒を塗り道三(本木雅弘)を暗殺する未遂事件があり、土岐頼芸(尾美としのり)による計画であったとして道三は土岐頼芸を討つ意思を家臣たちに表明。
高政(伊藤英明)をはじめ道三を好ましく思わない勢力は道三を討つ意思があり、光秀も葛藤します。
ラストで尾張に着いた東庵は信秀と双六を始めようとしますが、双六を前にしてすでに信秀は死去していました。
織田家の代替わりの起点となる回で、後継者問題について信長が怒ったり泣いたり感情の起伏がある場面を、既成の人間像とは全く異質のものとして染谷将太さんが好演していました。
染谷将太さんの演技力は複雑で新鮮かつ興味深いものでした。
その正室帰蝶役の川口春奈さんの演技は成長してきており、今や安定感が出てきました。
このドラマの雰囲気を作るキーパーソンとなっていて、その表情には癒されます。
今回は女優陣の演技もすべて印象的で、川口春奈さんだけでなく、石川さゆりさん、木村文乃さん、門脇麦さん、いずれも良い表情や複雑な心境の表現など、魅せられるシーンが多かったです。
第13話「帰蝶のはかりごと」(4月12日放送)のあらすじネタバレ
暗殺を企てた頼芸(尾美としのり)を攻めると息巻く道三(本木雅弘)。
高政(伊藤英明)は、戦になったときには実の父と慕う頼芸側につくと明言し、光秀(長谷川博己)にも決断を迫る。
道三を訪ね、この戦は身内同士が殺し合う、国をほろぼす戦になると訴える光秀。
すると道三は、本当は戦をするつもりはなく、頼芸は追い出すが、あくまでもこれは国衆にカツを入れるための芝居だったと白状する。
一方、頼芸を総大将に担ぎ出すべく鷲山城に集まる高政らの目前で、頼芸は恐れをなして早々に逃げ出してしまう…。
斎藤道三(本木雅弘)は自らの暗殺を企てた美濃国守護土岐頼芸(尾身としのり)を討つ事を宣言しました。
そこで明智十兵衛(長谷川博己)は主君道三に対し戦を思い留まる様説得を試みます。
それに対し道三は頼芸を他国に追放するのみで戦をするつもりはないと本音を明かしました。
一方道三の嫡男斎藤高政(伊藤英明)は、道三と一戦を交えるべく頼芸の元に馳せ参じるが当の頼芸は早々に逃げ出してしまいました。
この一件で道三と高政の亀裂は修復不可能な状態になってしまいました。
その頃三河には、駿河今川軍が織田信秀没後の混乱に乗じて攻め入っていました。
織田信長(染谷将太)は家中の混乱にも手を焼いており今川軍には何も対策を打てない状態でした。
そんな折斎藤道三から面会の申し出がありました。
信長は警戒感を露わにするが帰蝶(川口春奈)の説得により面会を受諾しました。
10日後に聖徳寺での面会が実現しますが道三は事前に信長の真の姿を見分しその後の対応を判断したいとし、十兵衛に手引きを指示します。
道三は道中の農家の小屋に隠れ信長一行を隠れて観察します。
ラストには道三は多数の鉄砲隊と整然と行進する歩兵とうつけと噂される通りの風体の信長を見てただならぬ気配に圧倒されました。
第14話「聖徳寺の会見」(4月19日放送)のあらすじネタバレ
道三(本木雅弘)との会見の場に、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れる信長(染谷将太)。
正直者で先見の明があり、自分の若き日に似ている信長を道三は大いに気に入る。
その姿に安堵(あんど)する光秀(長谷川博己)。
そんな折、太原雪斎(伊吹吾郎)に率いられた今川軍が、再び尾張に攻め入ってくる。
援軍を申し出てきた信長に道三は即座に応えるが、高政(伊藤英明)は、相談もなしに、美濃を危険な立場にさらすこの大事な判断を下した道三に憤りを隠せず…。
おびただしい人数の鉄砲隊を引き連れて聖徳寺に向かう信長(染谷将太)の奇抜な姿も見て、道三(本木雅弘)も光秀(長谷川博己)も驚きます。
会見の場で道三は長く待たされ、イライラしていました。
そこへ正装で現れた信長は服の着替えに時間がかかったことを詫びつつ挨拶。
実は今の正装も鉄砲隊もすべて帰蝶(川口春奈)(ただし出演せず)の案であると種明かしを正直に話します。
信長の話すことは斎藤家も織田家もともに成り上がりの家であること、だからこそ戦の方法も金で買う鉄砲など変えていくべきことなど、道三の意に即したものでした。
道三は、自ら「たわけ」もうまく会話に盛り込んで遠慮なく話す先取の気性を持った信長を気に入ってしまいます。
会見が終わって家に戻り安堵する光秀。
そのころ駿河に行った駒(門脇麦)は菊丸(岡村隆史)や藤吉郎(佐々木蔵之介)に再会します。
藤吉郎は縄張料を払わなかったことで殴られていました。
今川家軍師の雪斎(伊吹吾郎)は信長を警戒していました。
そして今川は尾張に侵攻。
信長からの支援要請に応じた道三に高政(伊藤英明)は憤ります。
結局信長は村木砦で今川勢に勝利。
深芳野(南果歩)が死に、それを悲しむ高政と道三。
ラストで高政は家督を譲るよう道三に迫ります。
今回は道三と信長の出会いが有名な逸話でもあり見せ場です。
しかしこのドラマでは信長の変身(行軍のときとは違って凛々しい正装で現れる)に道三は驚きません。(その前の鉄砲隊の数や行軍でのいでたちには驚いていたのですが)。その点が新鮮な脚本でした。
正装は最初から道三も了知しており、腹を探り合う会話と表情の面白さを楽しめました。
染谷将太・本木雅弘ともに演技派ながら、その雰囲気の違いが楽しめました。
第15話「道三、わが父に非(あら)ず」(4月26日放送)のあらすじネタバレ
道三(本木雅弘)は仏門に入り、ついに高政(伊藤英明)が家督を継ぎ、美濃の守護代の座を得る。
そんなある日、道三の正妻の子・孫四郎(長谷川 純)が帰蝶(川口春奈)の命を受け、光秀(長谷川博己)を訪ねてくる。
高政はいずれ信長(染谷将太)と敵対し、国を間違った方向に進めると皆が心配しているので、どうにか高政に退いてもらう道をさぐりたい、明智家にその先陣に立ってもらえないかと、孫四郎は光秀に懇願する。
光秀が高政のもとを訪ねると、帰蝶に会いに行き孫四郎との妙なやりとりをやめさせてこいと言われる。
さらに信長との盟約を見直すことや、信長と敵対する織田彦五郎(梅垣義明)との関係をほのめかす高政を、光秀は不安に思う。
天文二十三年、斎藤利政(本木雅弘)は仏門に入り名を道三と改めると家督を嫡男の高政(伊藤英明)に譲りました。
そんな命令に従う家臣達でしたが、次男の孫四郎(長谷川純)は不服そうな顔で頭を下げていました。
二ヶ月後、明智光秀(長谷川博己)は叔父の光安(西村まさ彦)に呼び出され、そこで孫四郎と会い、高政の家督に不満を持っている事を聞かされ味方になるよう頼まれましたが断る光秀でした。
その後、高政に会った光秀は孫四郎の動きや背後で糸を引く帰蝶(川口春奈)の事を既に知っていた高政より、帰蝶に釘を刺す様にと言われ尾張へと向かうか迷うのでした。
そんな時、清洲城城主の斯波義統(有馬自由)が織田彦五郎(梅垣義明)に討たれ、義統の嫡男の義銀(松田周)が織田信長(染谷将太)の元へ身を寄せると、帰蝶が信光(木下ほうか)を唆し彦五郎を暗殺させ容易く清洲城を手に入れた信長は尾張を統一したのでした。
そんな出来事を知った今川家の軍師の太原雪斎(伊吹吾郎)は信長を警戒していた為に苛立ちを覚えるのでした。
そんな頃、高政の具合が悪いと聞いた孫四郎と三男の喜平次(犬飼直紀)が高政の騙し討ちに合い命を落としました。
それを知り激しく憤る道三は稲葉山城を素早く抜け出すと、ラストで高政は家臣達を集め、我が父は土岐頼芸(尾美としのり)であり、道三は我が父にあらずと話し、揺るぎの無い国を目指すと宣言するのでした。
第16話「大きな国」(5月3日放送)のあらすじネタバレ
高政(伊藤英明)を討つべく出陣する道三(本木雅弘)。
国を二分する戦に、明智家はどちらにつくべきか光安(西村まさ彦)は思い悩む。
一方、光秀(長谷川博己)は戦を回避すべく、尾張の信長(染谷将太)と帰蝶(川口春奈)の元へ向かった。
道三に肩入れして戦に手出しをしないこと、その代わりに織田との同盟を破棄せんとする高政を一命をかけて押しとどめると訴える光秀。
しかし弟・孫四郎(長谷川 純)に手を貸さず死に追いやったとして光秀に対する不信感が拭えない帰蝶は、光秀を厳しく突き放す。
斎藤道三(本木雅弘)から家督を受け継いだ嫡男・高政(伊藤英明)は、父の寵愛を受けている腹違いの弟二人に対して疑心暗鬼を深め病と称してだまし討ちにし、その亡骸を父・道三のもとに送りつけました。
すべてを譲った父親に対する仕打ちがこれかと道三は激怒し、父と息子の亀裂は決定的となりました。
主人公・明智光秀(長谷川博己)と叔父・光安(西村まさ彦)は美濃の国内を二分する戦になると悩み、そのカギを握る帰蝶(川口春奈)のもとを訪ねます。
しかし、帰蝶は弟・孫四郎(長谷川純)たちを殺した兄・高政への怒りを隠さず、高政が尾張との同盟関係を軽視していることを指摘し、光秀の期待とは裏腹に話は物別れに終わりました。
その後帰蝶は信長と話しますが、信長も今は美濃の義父・道三のもとに援軍は遅れないといいました。
尾張から帰った光秀は高政のもとを訪ねるが、高政から領地替えの話をされ動揺します。
家に帰った光秀は領地替えの話を妻や母にします。
その後、道三が息子・高政を打つために兵をあげたという知らせを受け、明智城の光安を訪ねると、明智の領地を守れず申し訳ない、自分は道三の味方をするといいます。
光秀は道三のもとを訪ね戦を思いとどまるよう説得を試みます。
しかしそれに道三は耳を貸さず、ラストでは道三が美濃も近江もない大きな国のことを話し、信長と一緒ならやれるかもということを光秀にほのめかし死地へと向かうのです。
そして光秀の叔父光安がわずかな家臣を連れて道三に合流し、その後光秀もまた高政を敵にする覚悟を決めるのです。
第17話「長良川の対決」(5月10日放送)のあらすじネタバレ
尾張では、道三(本木雅弘)が越前へ落ち延びられるよう取り計らったにもかかわらず、それを拒んだとして帰蝶(川口春奈)が憤っていた。
道三が劣勢であることを聞いた信長(染谷将太)は、いてもたってもいられず兵を引き連れて飛び出していく。
光秀(長谷川博己)は、明智荘を守るべく、光安(西村まさ彦)と共に道三に味方することを決める。
ついに長良川を挟んだ戦いが始まった。
一進一退の攻防が続く中、自ら大軍を率いて押し寄せていった高政(伊藤英明)により、次第に道三軍の敗色が濃厚になってゆく。
弘治2年、遂に長良川で道三(本木雅弘)と高政(伊藤英明)の戦が始まり光秀(長谷川博已)は敵は高政だと言います。
光安(西村まさ彦)が高政側についたので、どちらが勝っても明智家存続の為に保険を掛けたのだと思います。
帰蝶(川口春奈)は道三を助けに行こうとする信長(染谷将太)に道三の負け戦だからと引き留めようとしますが、信長は言う事を聞きません。
道三を信奉する信長としては当然だと思います。
長良川の北陣の道三は念仏を唱え自分の運命を悟りきっているように見えます。
高政は先陣の次に行くと言い、親殺しは外聞が悪いと言います。
信長がやってくると高政と聞き、その前に道三を叩くと言います。
光秀も来ていないので、道三に寝返ったかと疑います。
早朝に戦が始まり、光秀は光安を助けます。
しかし高政が出陣して勝敗は決定的になった。
道三は退却を進言する家臣に耳を貸しません。
すると道三が一人で馬に乗って高政に迫り、一騎打ちを挑みます。
槍同士で闘い、負けを認めろと高政が言いますが、そなたの父の名を申せというが、成り上がり者と高政が言い返します。高政は父が土岐頼芸だと言います。
道三は醜い高政だと言い、自分が高政の父だと言います。
高政の命で高政に向かって走った道三は槍で討たれます。
高政に抱きつきながら勝ったのは道三じゃと言って息絶えます。最後まで武将のプライドに拘った見事な最期だったと思います。
光秀が駆けつけますが間に合いませんでした。
高政はまむしの罠に嵌められて親殺しの汚名が先々が付きまとうと言います。
高政は光秀に自分を助けろと命じます。
しかし光秀は高政には組しないと言います。
明智城は攻め落とすと高政が言います。
まさか光秀が高政に逆らうとは意外でした。
尊敬する道三を殺したのが許せなかった光秀は、忠義にあついのだと感心しました。
帰蝶は道三の死を知って悲しみます。信長は引き返したと聞きます。
伊呂波に帰蝶は美濃に使いを頼みます。
光秀に救いの手を伸ばすのではないでしょうか。
明智城では光安が籠城の準備をしていて光秀に兄から受け継いだ旗印を渡します。
光安は戦っても勝てないので明智家を絶やせないので逃げろと光秀に言います。光安は明智家の責任を被ったのだと思いました。
ラストの光安と光秀の生き別れは予想外でした。
せめてもの救いは牧(石川さゆり)と生き別れにならなかったのは良かったです。
第18話「越前へ」(5月17日放送)のあらすじネタバレ
高政軍の追手から、命からがら美濃を脱出する光秀(長谷川博己)たち。
帰蝶(川口春奈)の取り計らいで現れた伊呂波太夫(尾野真千子)に導かれ、隣国・越前の地へたどりつく。
領主・朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に謁見し、明智家をかくまってもらえないかと交渉する太夫に、義景は値踏みをするように光秀を見つめ、渋々ながら了承する。
1556年、斎藤道三(本木雅弘)が嫡男の高政(伊藤英明)に敗れ、道三に味方した明智光秀(長谷川博己)は明智城に残る叔父の光安(西村まさ彦)に別れを告げ、尾張へと向かいました。
しかし、駒(門脇麦)に会い、危険だと聞いた光秀は、進路を北に変えて母親の牧(石川さゆり)と妻の煕子(木村文乃)と共に逃げるのでした。
山中で帰蝶(川口春奈)からの命を受けた伊呂波太夫(尾野真千子)の手引きにより、古い小屋で休む事にしました。
そんな中、牧から昔命を救われた恩人が光秀の父親の光綱と知った駒は、恩返しが叶わぬ事となり泣くと、戦が終われば麒麟が来ると駒を優しく慰める牧でした。
その後、越前の朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の元へたどり着いた光秀達は、伊呂波太夫のはからいで義景と対面し、誰も住んでいない荒れた屋敷で住む事にしたのでした。
光秀が駒と別れを告げた頃、尾張の織田信長(染谷将太)は、弟の信勝(木村了)が高政と通じている事を知り、背後に今川家とも繋がっている事から帰蝶の進言もあり、病になったと信勝をおびき寄せました。
そして腹の内を話した直後、ラストシーンとなり、信長は信勝が持参した毒入りの水を信勝に恫喝して飲ませ、毒殺したのでした。
第19話「信長を暗殺せよ」(5月24日放送)のあらすじネタバレ
道三の死から二年、越前でつつましい生活を送っていた光秀(長谷川博己)は、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)に呼び出され、将軍・義輝(向井 理)が戻った京の様子を探りに行くように命じられる。
京では、尾張を手中に収めようとする斎藤義龍(伊藤英明)の一派が、これから上洛してくる信長の命を狙っているという不穏なうわさを耳にする。
松永久秀(吉田鋼太郎)の力を借りてそれを未然に阻止する光秀。
再会を果たしたかつての友に、義龍は再び自分と手を組み美濃を大きく豊かな国にしようと持ち掛けるが…。
織田信長(染谷将太)が弟信勝(木村了)を殺した件で、信長は母土田御前(壇れい)からの拒絶感を強く感じます。
そのころ将軍足利義輝(向井理)が避難先の近江から京に戻ってきました。
これを知った朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は鷹を献上する用事とともに、将軍の戻ってきた京の様子を探ってほしい旨光秀(長谷川博己)に命じます。
光秀は細川藤孝(眞島秀和)や三淵藤英(谷原章介)にも再会し、義輝からは能の鑑賞も誘われます。
能の鑑賞には斎藤義龍(伊藤英明)も列席。そのあと光秀は義龍による信長暗殺計画の不穏な噂を聞きます。
そこで光秀は松永久秀(吉田鋼太郎)の力も借りて、それを未然に防ぎます。
その後、光秀は義龍と再会。
義龍は自分の美濃統治のためにも、光秀を再び手を組みたい希望を述べるも、光秀はこれを断りました。
さて、上洛してきた信長は今川義元(片岡愛之助)の尾張侵攻を防ぐために義輝の力を借りようとしました。
義輝は官位を授けるなどの協力を惜しまないのですが、信長はその効果があまり期待できないと感じました。
ラストで、光秀は久秀とで信長についての評価を会話し、道三が自分に残した最後の言葉をかみしめます。
歴史的事実にとらわれることなく、かなり自由な脚本で各戦国有名人の個性を際立たせた人間ドラマが描かれたと思います。
足利義輝の持つ気品は一級品ですし、松永久秀のクセのある交渉力も魅力的です。
しかし今回も特に信長の型破りな言動がみどころです。
今回に限らず、染谷将太さんの信長像は既成イメージを覆すパワーがあります。
既成イメージが転換しても、役作りに説得力があり、あまり違和感を感じなくなってきました。今回も落涙する信長でした。
第20話「家康への文」(5月31日放送)のあらすじネタバレ
駿河の今川義元(片岡愛之助)が再び尾張への侵攻を開始。
かつての人質で、成人した松平元康(旧名・竹千代/風間俊介)が、その先鋒を任されることになる。
そのことに目を付けた光秀(長谷川博己)は、この戦を回避させるべく、帰蝶(川口春奈)と信長(染谷将太)に元康の母・於大(松本若菜)と伯父・水野信元(横田栄司)と接触をするように仕向ける。
駿府の駒(門脇麦)は店先に1つだけ残った布地から戦を心配します。
越前では光秀(長谷川博己)の生活はかなり苦しい状況。
駒から送られた薬草を質入れしたいという煕子(木村文乃)の提案も受け入れざるを得ません。
今川義元(片岡愛之助)が尾張に攻め入ろうと準備を進め、先鋒は松平元康(風間俊介)と決まります。
東庵(堺正章)は元康と将棋をした後に鍼治療のために今川義元と対面。元康の人物評を聞かれ、寝返るような人物ではないと回答します。
さて、光秀は義景(ユースケ・サンタマリア)の能天気な蹴鞠にもあきれて、越前に長く留まる気持ちはありませんが、尾張を心配し、水面下で帰蝶(川口春奈)に戦を回避するための或る提案を伝えるように動きます。
尾張では今川対策に家臣たちも動揺していますが、信長(染谷将太)は熱田に行こうとする帰蝶の案に感心。
その発案者は光秀であることもうすうす気づきます。
熱田に赴いた信長と帰蝶は元康の母於大(松本若菜)と伯父水野信元(横田栄司)に会い、元康が信長に味方するよう働きかけます。
使者の菊丸(岡村隆史)によって元康の元に運ばれた文。それを読み元康は心を動かされます。
ラストで光秀は左馬助(間宮祥太朗)を連れ、尾張に向け馬をとばします。
桶狭間の戦いが近づいてきた時期の各当事者の動きや心理について、家康(元康)への事前工作をメインに進めているストーリーがユニークで、歴史的に有名なこの時期について、全く新しいドラマに出会ったような印象です。
信長像もあいかわらず個性的です。
自粛期間中に撮影されたことが原因なのか、主役級から脇役まで、全出演者の演技が優れていたように映りました。仕事をしている喜びが伝わってくるような印象です。
特に駒や菊丸など実在しない人物の演技が、視聴者に状況を肌で感じるような、共感を呼ぶ役割を充分果たしていたように感じます。
第21話「決戦!桶狭間」(6月7日放送)のあらすじネタバレ
今川から元康(風間俊介)を離反させる工作は失敗に終わった。
信長(染谷将太)は、父・信秀の教えを思い出し、今川が本当にうわさされるような2万もの大軍であることを疑い、前線へ出陣する。
局地戦を展開して義元(片岡愛之助)自ら率いる本隊から徐々に兵を引き離す作戦を決行する。
一方の元康は三河勢を駒のように扱う今川方に次第に嫌気が差し始め、織田軍の迎撃に加わることを拒否。
そして暴風雨の中、数の減った今川本隊は桶狭間山での立ち往生を余儀なくされる。そこに織田の軍勢が襲いかかる。
今川義元(片岡愛之助)は尾張に侵攻。元康(風間俊介)のいる大高城から一気に清須城を攻める作戦で、義元は大高城を目指す予定です。
元康は母からの手紙を読んだ後も今川を裏切るつもりはありません。
元康への離反工作は失敗したものの、信長(染谷将太)は父の教えも念頭に、敵の兵が2万人と大軍と言われていても、それを疑う姿勢で臨み、実質的な数も計算しながら、作戦を練ります。
今川方に情報が漏れないように籠城を装いつつ、局地戦によって本隊を分離させるような作戦を実行していき、砦2つ(丸根・鷲津)が今川軍にやすやすと陥落しても慌てません。
ただ帰蝶(川口春奈)には、生きて戻れぬこともあるかもしれないので、他の女性に産ませた子供奇妙丸に会わせ、将来育ててほしい旨を依頼、出陣します。
越前から光秀(長谷川博己)が帰蝶の許に着いたときは、すでに信長は出陣した後でした。光秀は信長の陣に向かいます。
さて元康は三河勢を軽視して酷使する今川に嫌気がさしてきています。
信長を背後から攻める命令には従わず、動きません。信長は義元の首だけを狙います。
そして、桶狭間で毛利新介(今井翼)が義元を討ち果たし、織田軍は勝利します。
帰還途上の信長に対し光秀は勝利を讃えます。義元亡きあと駒(門脇麦)と東庵(堺正章)は駿河から京に戻ることに。
ラストで光秀は「大きな国」など斎藤道三(本木雅弘)の残した言葉を心に浮かべながら越前に戻るべく馬を飛ばします。
当ドラマの放送休止前の最後の放送として、前半のクライマックスともいえる見ごたえのある展開でした。
有名な桶狭間の戦いで、結果も知っているストーリーですが、信長の天才性も緻密な情報収集や情報分析に裏付けられていて、また元康の今川方への嫌気も信長軍勝利に大きく影響しているという切り口が斬新でした。
あいかわらず信長像はイメージチェンジの連続ですが、染谷将太さんの存在感がますます大きくなって馴染んできています。
川口春奈さんが、不安とか悲しみといった演技をするシーンの多い回でしたが、表情の深みが増してきて、印象的です。
登板初期と比べて成長著しいです。
第22話のあらすじネタバレ

大河ドラマ『麒麟がくる』とは? 動画の基本情報まとめ
ドラマ名 | 麒麟がくる |
---|---|
テレビ局 | NHK |
放送年月 | 2020年1月〜2020年6月 |
放送スケジュール | 毎週木曜 夜8時〜 |
再放送 | 毎週土曜 午後1時5分〜 |
主演 | 長谷川博己 |
ヒロイン | – |
スタッフ | 作:池端俊策、前川洋一、岩本真耶 音楽:ジョン・グラム 語り:市川海老蔵 |
原作 | ドラマオリジナル |
公式サイト | 麒麟がくる |
主題歌 | – |
大河ドラマ『麒麟がくる』のキャストまとめ
明智光秀(長谷川博己)
この投稿をInstagramで見る
斎藤道三(本木雅弘)
この投稿をInstagramで見る
足利義輝(向井理)
この投稿をInstagramで見る
その他キャスト
大河ドラマ『麒麟がくる』に期待していますか? 視聴者の声
【大河 4年ぶりに初回19%超】https://t.co/iPQoRE0Oyj
長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が19日に拡大版でスタートし、初回の平均視聴率は19.1%と高視聴率をマーク。大河の初回19%超えは2016年「真田丸」の19.9%以来4年ぶり。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 20, 2020
麒麟は来なくともイケオジがキまくっている。大塚明夫さんと吉田鋼太郎さんが並んでしまうなんてもう描くしかない(歓喜)。#麒麟がくる #麒麟絵 pic.twitter.com/X66spN5AT9
— 諏岸 (@sugishi125) January 19, 2020
#麒麟がくる
「鉄砲だ!」で感情フルスロットルだった長谷川博己さんですが、これまでの顔芸を見てみましょう美顔な分、破顔した時のギャップが良いよね pic.twitter.com/y0O6fc0yOr
— Yoshiyuki (@BirthHopeMetor) January 19, 2020
他の人も言ってるし、公式でも言ってるけど、あの時代の着物って男女共に華やか色の着物多いんですよね。絵具の劣化で色鮮やかに見えないかもしれないけど、みんな強い色の着物着てる。
1枚目が安土桃山時代の花下遊楽図屏風で、2枚目が16世期の月次風俗図屏風。ともにアプリのe国宝 #麒麟がくる pic.twitter.com/dPUvdVusEx— たまき (@tamaki1853) January 19, 2020
ドラマ『麒麟がくる』1話から最終回の動画を無料で見る方法まとめ
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