eスポーツが流行りだし、今では小学生の憧れでもあるプロゲーマーやゲーム実況者。
基本的にゲームをしながら顔出ししている方は、顔を切り抜きして背景をゲームの画面にしています。
Adobe Premiere Proを使えば自由自在に動画を編集できますが、その分操作がかなり複雑です。
今回はPremiere proを使って、誰でも簡単に人や物を切り抜きする方法を解説していきます。
Contents
Premiere Proで人物を切り抜きする方法

Adobe Premiere Proで切り抜きする場合、2つの方法があります。
グリーンバックを使う方法は、アマゾンなどの通販で購入する必要があります。
グリーンバックありの方が切り抜きが簡単でかつ綺麗なので、もし何回も切り抜きする場合は購入されてみてはいかがでしょうか。
グリーンバックを使った切り抜き
まず初めに、グリーンバックを使った切り抜き方法を解説していきます。
切り抜きの流れは7ステップです。
- ①通販などでグリーンバックを買い、背景をグリーンバックにして通常通り撮影
- ②エフェクト⇒ビデオエフェクト⇒キーイングの中から「Ultraキー」を選択し、合成させたい動画にドラッグアンドドロップ。
- ③背景にするファイルをビデオ1に、グリーンバックで撮影したのをビデオ2にする
- ④エフェクトコントロールのスポイトのようなマークを選択して、グリーンバックの中でも一番暗い所にクリック。
- ⑤エフェクトコントロールの「ハイライト」「ペデスタル」の値を0に。
- ⑥出力を「アルファチャンネル」に変え、ペデスタルの値を背景が真っ黒になるまで変更
- ⑦出力をコンポジットにすれば完成。
YouTubeにわかりやすい解説動画があるので、こちらを参考にしてみて下さい。
グリーンバックがない場合の切り抜き
次に、グリーンバックがない場合の切り抜き方法について解説していきます。
こちらは、エフェクトなどを使って背景をなくして…という方法ではなく、マウスを使って細かく人物を切り抜きするというやり方になります。
文字で説明するのは難しいので、YouTubeにあるこちらの解説動画を参考にしてみて下さい。
とても丁寧に解説してくださっているので、初心者の方でも簡単に作成可能です。
何回も切り抜きする方はグリーンバックありのやり方をおすすめします。
実は、「After Effects」や「Photoshop」などのソフトの方が簡単に切り抜きすることができます。
After Effectsで切り抜きする方法

After Effectsを使えばAdobe Premiere Proよりも簡単に切り抜きすることが可能です。
使い方や切り抜き方法などをご紹介していきます。
After Effectsとは
After Effectsは、映像のデジタル合成やモーション・グラフィックス、タイトル制作などを目的としたソフトです。
主にYouTubeで使うエフェクトの作成などに使われることが多いです。
After EffectsはYouTubeの動画を作成する際に必要なソフト。
After Effectsの操作方法や実際に作れるエフェクトについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

今回はAfter Effectsを使って綺麗に切り抜く方法を解説していきます。
After Effectsで切り抜く方法
After Effectsを使って切り抜く際、方法が2つあります。
マウスを使って細かく切り抜きする方法
ではまず最初にマウスを使って切り抜く方法を解説していきます。こちらは基本的に動いている生き物などに使われることが多いです。
手順としてはこのようになっています。
- ①After Effectsの中にあるロトブラシをクリック
- ②切り抜きたい人や物をクリックして選択させる
- ③「ロトブラシとエッジの調節」という所で修正して切り抜き完成。
premiere proよりも簡単に切り抜きすることができます。
詳しくはYouTubeに解説動画があるので、是非参考にしてみて下さい。
マウスを使わずに切り抜きする方法
マウスを使わずに切り抜きする方法として、エフェクトの「異なるマット」を使用します。
こちらは文字でご紹介するより動画の方が圧倒的にわかりやすいので、こちらの解説動画を参考にしてみて下さい。
Photoshopで切り抜きする方法

Photoshopを使えば画像を簡単に切り抜きすることができるので詳しく解説していきます。
Photoshopとは
Photoshopはビットマップ画像編集アプリケーションソフトです。
基本的には画像の編集・加工などに使われ、YouTubeのサムネイルなども基本的にこのソフトが使われていることが多いです。
Photoshopはサムネイルを作成する際に必須ソフト
Photoshopを使った切り抜き方法についてご紹介いたします。
Photoshopで切り抜く方法
物を切り抜く場合
物を切り抜く場合は、こちらの解説動画を参考にしてみて下さい。
こちらの動画を見れば初心者の方でも簡単に作成することができます。
人物を切り抜きする方法
人物を切り抜きする場合は、こちらの解説動画を参考にしてみて下さい。
人物の場合は、髪の毛があるので物より少し難易度が上がります。
YouTubeのサムネイルを使う際は、こちらの動画を参考に作成してみてはいかがでしょうか。
Photoshopの切り抜きを使ってサムネイルを作る方法

実際にPhotoshopを使ったサムネイルの作り方をご紹介していきます。
YouTubeに解説動画が沢山ありますが、その中でも特にこちらの動画が初心者におすすめです。
スマホのソフトでも一応サムネイルは作成することはできますが、Photoshopの方が圧倒的にきれいに、且つお洒落に作れます。
また、最近では副業としてサムネイル作成もあるので、Photoshopを使えるようになるとお仕事にもつながります。
是非使い方をマスターしましょう。
また、サムネイルに使える背景などの画像は商用可能なフリー素材から選定しましょう。
After Effects・Photoshopの料金

2つとも料金が同じですので、1つの表にまとめてみました。
プラン名 | 料金 | 月にかかる金額 |
---|---|---|
年間プラン(一括プラン) | 26,160円/年 | 2,180円/月 |
年間プラン | 29,760円/年 | 2,480円/月 |
月々プラン | 41,760円/年 | 3,480円/月 |
Premiere proの料金に加えて、画像や動画を切り抜きするだけで毎月4,360円も追加で支払うのは大変ですよね?
3つ以上のソフトを使い場合は「Creative_Cloudコンプリートプラン」がおすすめです。
Creative Cloudコンプリートプランとは
Creative Cloudコンプリートプランは、Adobe社の製品を全て使用することができるプランとなっています。
料金を表でまとめてみました。
プラン名 | 料金 | 月にかかる金額 |
---|---|---|
年間プラン(一括プラン) | 65,760円/年 | 5,480円/月 |
年間プラン | 68,160円/年 | 5,680円/月 |
月々プラン | 107,760円/年 | 8,980円/月 |
趣味で動画作成している方は単体プランの方が安いですが、YouTubeなどを始める方は基本的に3つ以上のソフトを使用するのでこちらのプランの方がお得です。
また、Adobe社の製品には無料体験版もあるので、解説していきます。
まずは1週間無料体験版を利用してみよう

実はAdobe社の製品は、全て1週間無料で体験することができます。
しかも、体験版の性能は製品と全く同じです。是非利用してみてから購入してはいかがでしょうか。
ただ、体験版はいくつか規約があるので、使われる際はAdobe Premiere Proの公式サイトをご覧になってください。
まとめ

今回はPremiere proで簡単に人物を切り抜きする方法について解説しました。
最後になりましたが、Adobe Premiere Proは動画・映像制作の現場から、有名Youtuberの動画編集まで、幅広い分野使われています。
何より利用者が多いので、使い方に困った時GoogleやYouTubeで検索をかけることによって、大体の疑問を解決することが可能です。
もし「動画編集ソフトに悩みを感じている」「動画編集ソフトに迷っている」と感じている方は、体験版を利用することで、悩みを解決することができますよ。
\体験版はこちら/