- Adobeのプランってどんなプランがある?
- 自分に必要なプランは、どれを選べばよいのか?
- Adobeのプランの選び方や値段を知りたい。
こんな疑問に答えます。
Adobeのプランへの加入を考えて「Adobeのプランの選び方を詳しく知りたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、「目的別に用意されている、3つのアドビプランの特徴」について解説します。
この記事によって、あなたに必要なAdobeのプランを選べるようになりますよ。
Contents
Adobeには3種類のプランが存在する

Adobeには用途別に、3種類のプランが用意されています。
以前はアプリごとに、パッケージ版が販売されていました。2012年から「Creative Cloud」として、3つのプランを用意しています。
Adobeの3種類のプランは、全てプロが使っているのと同じ機能です。
個人でAdobeのアプリを使って、プロにも負けない作品を作る、トップアマチュアも居ます。
Adobe Creative Cloud単体プラン
単体プランは、必要なアプリのみを選んで契約するプランです。
画像作成、イラスト作成、DTP、動画編集、Web制作などの用途別に、必要なアプリのみを契約できます。
使えるソフトは下記の通りで、料金は月額2,480円です。
- Premiere Pro
- After Effects
- Audition
- Adobe XD
- Acrobat DC
- Photoshop
- Illustrator
- InDesign
但し、Photoshopを利用する方は、フォトプランが毎月980円となっています。
Photoshopの利用では、単体プランでの利用は割高になります。
Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
コンプリートプランは、Adobeが提供する全てのアプリが使えるプランです。
複数の作業をこなす必要がある人に向けて、20種類以上ある、Adobeのアプリが全て使えます。
Adobeのアプリが全て使えて、年間プラン月々払いで5,680円の料金が非常に魅力です。
以前のパッケージ版では、一つのアプリが10万円前後と高価でした。
年間プラン一括払いでは65,760円なので、パッケージ版より個人でも購入可能な金額になっています。
コンプリートプランはパッケージ版のアプリ1つの以下の金額で、Adobeの全てのアプリが使えるプランです。
Adobe Creative Cloudフォトプラン
フォトプランは、PhotoshopとLightroomの2つがセットのプランで、デジタルカメラで撮影したデータを、編集するためのプランです。
PhotoshopとLightroomは単体プランだと、それぞれ2,480円の月額料金ですが、フォトプランとして契約すれば月額料金は980円になります。
画像データはAdobeのオンラインストレージにも保存でき、タブレットをお持ちなら、パソコンとタブレットを同時に使って作業を進められます。
写真や画像の加工をするなら、フォトプランをおすすめします。
単体プランの項目でご紹介した通り、単体プランでPhotoshopだけを契約するのはおすすめしません。
フォトプランでの契約の方が、半額以下の月額料金でPhotoshopを使え、さらにオンラインストレージの利用も可能になります。
用途別!おすすめのAdobeプランを紹介

作業する用途別に、おすすめのAdobeのプランをご紹介します。
アプリを1つだけ利用するなら単体プランがおすすめ
使うアプリが1つだけなら、単体プランが断然お得になります。
単体プランは、料金が2,480円/月になっています。作業する内容で、アプリが1つだけ必要な方にはおすすめです。
用途別に、必要なアプリを選んで契約してください。
動画・映像制作をしたい人はコンプリートプランがおすすめ
Adobeのプランには20を超える、Adobe全てのアプリを使えるコンプリートプランがあります。
動画・映像制作をするには、複数のアプリが必要になるのでコンプリートプランがおすすめです。
最近ではYouTubeで動画を投稿する方も多く、動画・映像作品と言っても、個人で制作する人が多くなっています。
動画や映像制作は、1つのアプリだけでは作業できません。Premiere ProやAfter Effectsなど、複数のアプリを使って作業します。
また動画・映像内に、写真やイラストを挿入することもあります。その場合には写真やイラストを加工する、PhotoshopやIllustraterも必要なアプリです。
単体プランで個別に契約するよりも、コンプリートプランがお得になります。
Adobe以外にも動画・映像制作のアプリがありますが、複数のアプリを購入することになり、結局は割高な結果になります。
またアプリごとにメーカーが違う場合には、アプリ同士の連携ができません。
動画・映像作品の作成は、どうしても作業が複雑になります。
コンプリートプランなら、Adobeだけのアプリで作業をするので、より簡素化した状態で動画・映像作品の制作が可能になります。
コンプリートプランで使えるアプリは、動画・映像の制作会社と同じものです。個人で動画・映像を作成する場合でも、非常にクオリティの高い作品が作れます。
Adobeでは作業の内容によって、動画マニュアルも用意されています。チュートリアルと同じ作業をすることで、動画・映像制作が行えるのが特徴です。
Adobeのアプリを初めて使う方でも、すぐに作業に慣れることができます。
コンプリートプランでは、Adobeの20を超えるアプリの利用が可能ですが、全てのアプリをインストールする必要はありません。
作業に応じて必要なアプリのみダウンロードして下さい。
写真の加工だけしたい人はフォトプランがおすすめ
フォトプランは写真の加工に必要な、2つのアプリがセットになったプランです。
デジタルカメラで撮影した、RAWファイルの現像に使うLightroom、画像の加工に必要なPhotoshopがセットになっています。
写真の加工に必要なアプリだけが用意されています。
さらにオンラインストレージの利用もできるので完成した画像を保存したり、タブレット用のアプリと連携して作業できます。
またPhotoshopには、店頭のPOPが作れる機能があります。テキストボックスを使って、文字の入力と装飾が行えます。
テキストボックスの機能を使えばあなただけの、ポストカードの作成も可能になります。
フォトプランにも、作業ごとの動画マニュアルが用意されています。余計な人物や物を消すなど、基本的なPhotoshopの使い方を分かりやすく説明しています。
チュートリアル見ながら作業をすることで、すぐにアプリの操作に慣れることができます。
フォトプランには、オンラインストレージの容量で2種類プランが用意されているので、容量別にプランを選んでください。
月額980円の20GBプラン、月額1,980円の1TBプランです。
フォトプランで用意されているPhotoshopとLightroomを、単体プランで契約するよりもかなり割安です。
さらにオンラインストレージも含まれているので、DropboxやGoogleドライブを別途契約する必要はありません。
フォトプランで用意されている、オンラインストレージもファイルの共有が可能になっています。
あなたが作った作品のリンクを伝えるだけで、簡単に他の人と共有できます。
またAdobe Stockで、あなたの写真を公開することが可能です。
Adobeのプランの支払い方法は?

Adobeのプランの支払い方法は、3つあります。
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- 銀行振込
クレジットカード払いなら、毎月料金を支払う年間プラン月々払いと、1年分を一括で支払う年間プラン一括払いの2つの支払方法が選べます。
注意したいのは、「コンビニ払い」と「銀行振込」です。
年間プラン月々払いでの利用はできず、年間プラン一括払いのみの支払いになります。
しかも「コンビニ払い」と「銀行振込」では、すぐにAdobeのプランを利用できません。
入金確認後に、各種アプリのダウンロードができるようになります。
Adobeのプランをすぐに使うなら、クレジットカード払いが便利です。
Adobeのプランを利用する時の手順

Adobeの各種プランを利用するには、Adobe IDの登録が必要になります。
Adobeのトップページにアクセスして、画面右上の「ログイン」をクリックします。
ログイン画面になったら、「アカウントを作成してください」をクリックすれば登録画面になります。
電子メールアドレスや、名前などの必要事項を記入して「アカウントを作成」をクリックして完了です。
Adobeのトップページから、ログインして各種アプリのダウンロードが可能になります。
まずはAdobe製品の無料体験版を活用してみよう

Adobe製品は、有料プランの前に無料体験版があります。
7日間の期限内なら、Adobe製品を無料で使えます。
Creative Cloud アプリケーションカタログに移動して、使うアプリの「無料で始める」をクリック。
アプリが自動的にコンピューターにインストールされて、デスクトップのアイコンから起動できます。
無料体験版でも有料版と同じ機能が使えますが、体験版を利用するときには、クレジットカード番号の登録が必要です。
無料体験期間中は、アプリを起動すると期限までをカウントダウンしています。
期限が切れたあとに、アプリは自動的に購入されない仕組みなの安心して無料体験ができます。
Adobe製品の無料体験版は、7日間の期限が切れると、再インストールしても使えません。
無料期間の間に、しっかり使い方を試しておいてください。
まとめ
Adobeのプランは、利用するアプリによって3つのプランがあります。
- Adobe Creative Cloud単体プラン
- Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
- Adobe Creative Cloudフォトプラン
Adobeの各種プランの利用にはAdobe IDが必要になり、Adobe IDの登録後プランの利用が可能になります。
Adobe製品には無料体験版が用意されているので、7日間の無料体験期間のあと、本契約をするか決めることができます。
無料体験版があるので、初めての利用でも安心してAdobe製品を使うことができます。