Shotcutは完全に無料で使える、動画編集ソフトです。
- Shotcutとは?
- Shotcutの基本的な使い方
- Shotcutのエフェクト
- Shotcutのダウンロード
- Shotcutのトラブルシューティング
Shotcutの使い方に関する疑問が、解決出来るでしょう。
Shotcutとは?
Shortcutは完全無料で使える、オープンソースの動画編集ソフトです。
無料で使える動画変種ソフトですが、4K動画にも対応しています。
Windows、MacOS、Linuxに対応しているので、全てのコンピューターで使う事が出来ます。
Shotcutは完全無料の動画編集ソフト
Shotcutは完全無料となっていて、ソフトをダウンロードにアカウント登録は不要です。
100%無料の動画編集ソフトなので、有料版へのアップグレードを進めれません。アカウント登録も不要なので、有料プラグインソフトの購入や、メール配信もありません。
Shotcut公式サイトから、インストールファイルをダウンロードするだけで、すぐに動画編集を始めることが出来ます。
Shotcutは商用利用が出来る?
Shotcutは完全無料ですが、利用制限無しなので、商用利用も可能になっています
無料で使える動画編集ソフトでは、一部商用利用を禁止したソフトもありますが、Shotcutは編集した動画の利用制限はありません。
Shotcutで編集した動画を、会社のプロモーションに利用出来ます。YouTubeに投稿して、収益化をすることも可能です。
Shotcutの拡張性
Shotcutの拡張性は無料動画編集ソフトの中でも、トップクラスと言えます。
動画や画像内の特定の色だけを、透かして別の画像や動画を合成出来ますし、クロマキーを使わずに、別の動画や画像を合成することも簡単です。
Shotcutは無料の動画編集ソフトですが、機能は有料ソフトにも劣りません。
非常に多くの動画フォーマットに対応していることも、Shotcutの拡張性の特徴です。
Shotcutの基本的な使い方
Shotcutの基本的な使い方は、プロジェクトを作ることから始まります。
プロジェクトを作成したら、撮影した動画ファイルを取り込み。必要な部分の動画のトリミングして、編集した動画ファイルを書き出して、動画の編集作業が終わります。
Shotcutでプロジェクトを作成
Shotcutでプロジェクトを作成するには、新規プロジェクトの設定を行います。
プロジェクトとは編集内容を保存する、メインのファイルことを言います。プロジェクト内に必要な、素材ファイルを取り込んでから、編集作業が始まります。
プロジェクトを作成する場合には、任意のフォルダを指定してプロジェクトの保存先を作ります。
プロジェクトには名前を付けて、どのような動画を編集してるか管理する必要があります。
一般的には各種OSに最初から用意されている、「ビデオ」や「ムービー」のフォルダ内にプロジェクトを作成していきます。
Shotcutプロジェクトと、動画の保存場所の設定について、YouTube動画を貼っておきます。
Shotcutに動画素材をインポート
Shotcutでプロジェクトを作成したら、プロジェクト内に動画ファイルを取り込みます。
動画ファイルの取り込みはインポートと呼ばれ、必要な動画ファイルをプロジェクト内にインポートします。
Shotcutでプロジェクトを作成した後、画面の左側に動画ファイルをドラッグ&ドロップして下さい。
面倒な手間が無く、簡単に動画ファイルのインポートが終わります。
ここまでの作業をしてから、動画の編集作業が始まります。
Shotcutで動画ファイルをトリミング
Shotcutにインポートした動画ファイルを、プレイリストから選んで、画面右側の「プレビューウィンドウ」へドロップします。
プレビューウィンドウの下側に、再生バーが表示されているので、必要になる部分の始めと終わりを指定してください。
その後、選択した部分を「タイムラインウィンドウ」にドラッグすることで、動画のトリミング作業が終わります。
複数の動画ファイルでトリミング作業をする場合には、同じ作業を繰り返すことで、実際に繋ぎ合わせたい部分をトリミングすることが出来ます。
Shotcutでファイルを書き出す
Shotcutで編集した動画は、ファイル形式を指定して書き出すことで、パソコンやスマホで見れる動画ファイルにします。
編集した動画を書き出すことは、「エンコード」と呼ばれています。「エンコードは編集したプロジェクトを、1つの動画ファイルにする事です。
Shotcutでファイルを書き出すには、「書き出し」タブから行います。
「H.264 Baseline Profile」を選んで、MP4ファイルにして下さい。その他、解像度やアスペクト比は、撮影したカメラのフォーマットに合わせるのが基本です。
解像度1920×1080がフルHDの画質で、一般的なカメラで撮影した動画は、フルHDの画質になっています。
アスペクト比は動画の縦と横の比率、YouTubeにアップロードするには16:9になります。
解像度やアスペクト比は、言葉だけ聞くと難しく感じるでしょう。
動画撮影できるカメラでは、一般的な設定が決まっています。
カメラの設定を変更しない限り、解像度は1920×1080で、アスペクト比は16:9になります。
ここまでご説明したことがまとめられた、YouTube動画があります。その他にも音声の入れ方も説明されているので、この動画も参考にすることで、Shotcutの基本的な使い方が分かるでしょう。
Shotcutのエフェクト
Shotcutには多彩なエフェクトが用意されており、とても無料の動画編集ソフトとは思えません。
エフェクトとは、動画や画像に加工処理をして、効果を追加する事です。画像に「ぼかし」を入れることも、エフェクトの一つの機能になります。
Shotcutのエフェクト機能は、「フィルタ」から利用して下さい。動画にエフェクトをかける事で、編集した動画をよりドラマチックに、仕上げる事が出来ます。
ぜひShotcutのエフェクト機能を使って、動画編集の楽しみを感じて下さい。
Shotcutでクリップにエフェクトをかける
Shotcutの「ファイルを開く」から、エフェクトをかけたい動画を選択して下さい。
プレイリストに登録した動画を、タイムラインにドラッグ&ドロップすれば準備は終わります。
Shotcutのタイムライン上で、フィルタをかけるクリップの位置を合わせてください。
画面左側の「フィルタ」パネルから、フィルタリストの左下にある「+」をクリックすれば、利用可能なフィルタの一覧が表示されます。
Shotcutのエフェクトで、「ホワイトバランス」を選べば、動画の色味を調整できます。
朝焼けや夕焼け、青空を色鮮やかに演出できますし。
「ぼかし」と組み合わせることで、ドリーミングな動画に仕上げることができます。
「ぼかし」は単純に人の顔や、場所を分かりにくくするためではなく、ぼかす量を調整することで、まるで夢を見ているようなイメージに仕上げることができます。
動画にエフェクトをかけることで、より深いイメージを演出することが出来ます。
単純に撮影した動画をトリミングして、必要な部分だけを繋ぎ合わせるだけでなく、エフェクトを効果的に使って下さい。
Shotcutで字幕にエフェクトをかける
Shotcutでは挿入した字幕にも、エフェクトをかけることが出来ます。
動画に文字を追加するだけでなく、字幕にエフェクトをかけることで、より視聴者の気持ちを高ぶらせる事でしょう。
字幕にエフェクトをかけることで、よりハッピーな気分を盛り上げたり、驚きを強調させられます。
字幕も動画の大切な素材です、字幕にもしっかりエフェクトをかけることで、視聴者の心をあなたの動画に引き込むことが出来ます。
Shotcutを使うならエフェクトをかけて、さらに高品質な動画の編集に挑戦して下さい。
Shotcutのダウンロードから初期設定まで
ここまではShotcutの使い方や、機能のご説明をしてきました。
Shotcutに興味をお持ちなら、ぜひインストールして動画の編集作業を体験して下さい。
ここではShotcutのダウンロードから、日本語化までの作業をご説明いたします。
Shotcutのダウンロード
Shotcut公式サイトにアクセスしたら、あなたが使ってるOSのインストーラーをダウンロードして下さい。
「Show downloads for GNU/Linux/macOC/Microsoft Windows」と表示があります。
各種OSに合わせたファイルをダウンロードして下さい。
- LinuxはLinux portable tar
- macOSはmacOC dmg
- WindowsはWindows installer
Shotcutのインストール
Shotcutのインストールは、ダウンロードしたファイルをクリックするだけです。
macOSもWindowsもインストール作業は同じです。
ダウンロードファイルをクリックしたら、利用許諾を承諾して下さい。
英語で説明がかかれていますが、「I Agree」をクリックしないと、インストールが出来ません。
インストール先のフォルダを設定しますが、そのままで問題ないので「Next」をクリックして先へ進みます。
最後にインストールオプションの画面が表示されますが、特に設定の変更は必要ありません。
「Install」をクリックして、Shotcutのインストール作業を終了して下さい。
Linuxの場合には、インストール作業は不要です。
ダウンロードしたファイルをクリックすれば、Shotcutが立ち上がるようになっています。
Shotcutの日本語化
Shotcutは海外製の動画編集ソフトなので、最後に日本語化を行いましょう。
Shotcutの日本語化は特に難しい作業はありません。
インストール後に最初にShotcutを立ち上げたら、画面上部のメニューバーに「Settings」と言う項目があります。「Settings」はShotcutの基本設定を行う機能です。
「Settings」から「Language(言語)」と進み、「Japaniese(日本語)」を選ぶだけです。
Shotcutを再起動すれば、日本語化されて立ち上がります。
日本語化できたら、インストール作業は完了です。Shotcutでの動画編集をお楽しみください。
Shotcutの良くあるトラブルシューティング
Shotcutのレビュー記事や口コミを見ると、ごくまれにトラブルがあるようです。
一般的には問題なく使えるShotcutですが、万が一の場合にトラブルシューティングをお知らせ致します。
Shotcutが起動しない?
ごく稀にShotcutが起動しないことがあります。
起動しない問題は、パソコンのスペックが低い時です。Shotcutは32bit版のWindowsにも対応している、軽く動く動画編集ソフトです。
一部の事務用途や、ネットサーフィン中心のパソコンでは、起動しない場合があります。
- CPU:Core iシリーズ
- メモリー:8GB以上
- HDD:256GB以上
Shotcutを一度アンインストールしてから、再度インストール作業をして下さい。
再インストールのオプション画面では、「Remove Shotcut Setting Frome Registry(過去にインストールしていた場合の古いレジストリー設定を削除する)」にチェックマークを入れてください。
Shotcutの過去のインストール作業のメモリーをクリアにします。
Windowsで頻繁にクラッシュするの?
Shotcutで使われているOpenGLと言うコードが、パソコンのビデオカードドライバーと互換性がない可能性があります。
Shotcutの「設定」から「描画方法」へ進み、OpenGL以外を選んで下さい。
パソコンショップ製の、カスタマイズされたパソコンだとごくまれに起きる事があります。
まとめ
最後になりましたが、本気で動画編集を行っていきたいと感じているのならAdobe Premiere Proがおすすめです。
Adobe Premiere Proは動画・映像制作の現場から、有名Youtuberの動画編集まで、幅広い分野使われています。
何より利用者が多いので、使い方に困った時GoogleやYouTubeで検索をかけることによって、ほとんどの疑問を解決することが可能です。
もし「動画編集ソフトに悩みを感じている」「動画編集ソフトに迷っている」と感じている方は、体験版を利用することで、悩みを解決することができますよ。
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